awwwardsと、日本のクリエイティブの関係を探ってみました。
こんにちは、シフトブレイン広報の松沢です。awwwards Conferenceまであっという間にあと1週間を切りました。期待、高まってきましたね...!
今回の記事ではアジア初となる、東京カンファレンス開催にちなみ、awwwardsと日本のクリエイティブエージェンシーの関わりについて、「Jury(審査員)」や日本の「Site Of The Day」などの受賞歴の側面から探っていきたいと思います。(ソース:awwwards website)
■Jury(審査員)
2013年、日本人初のjuryとして弊社デザインディレクターの鈴木慶太朗が、その数年後にはディベロッパーの東倉も選出されました。そして現在、日本人のjuryは9人。
7年で8人増えていることから、日本のクリエイターが世界でも注目されていることが垣間見れます。さらに、日本がアジアの中で唯一のjury輩出国だということがわかりました。東京が awwwards Conference 開催都市になった要因の1つなのかもしれません。
ちなみに、2013年当時、jury総数は81人でしたが、今や298人まで増加。なんと3.5倍です。7年間でawwwardsがweb業界において欠かせないアワードの1つになったことが、この数字からも証明されているのではないでしょうか。
awwwards Conference後のJury dinner in berlin(2018年)
鈴木がawwwards Conference Spainで受けたインタビューを見つけましたのでもしよろしければ。
Awwwards Interviews - Keitaro Suzuki from ShiftBrain(2014年)
会社の業務内容、デザインプロセス、デザインのインスピレーション、2013~14年当時に予測するweb業界の今後、awwwardsでSite Of The Dayを獲ることの意味とは?など、日本人のjuryとして様々な質問に答えていますね。2020年現在のweb業界と比較して視聴していただくのもおもしろいかもしれません。
■SOTD&SOTM
本題に入る前に皆さんご存知だとは思いますが、Site Of The Day、Site Of The Monthの基礎知識のおさらいです。
日本で初めて受賞したwebサイトがどんなものなのか、気になりませんか...?あまり振り返る機会がないと思うので、ご紹介します。
日本初のSOTDはこちらのwebサイト!
なんと10年前...!そのためか、webサイトについての詳細は残っていませんでしたが時代を感じさせる雰囲気ですね。みなさんご存知でしたでしょうか?
続きまして...
日本初のSOTMはこちら!
今のところ日本でSOTMを獲ったのはこちらのサイトだけ!日本初どころか、日本唯一です。日本のweb業界始まって以来の歴史的な快挙だったので、界隈がかなり湧いたそうです(弊社社長談)。
それでは日本って他の国と比べたらどのあたりのポジションにいるんでしょうね...。ということでSOTDを基準に調べてみました。
SOTD受賞国ランキング
(国名の後の数字は受賞数)
このランキングをみてみると、やっぱり欧米のクリエイターが強いですね。物理的に土地が広い分人数(会社数)が多いということもありそうですが、webに関しては欧米の方が一歩先をリードしているという感じなのでしょうか。(素人推測ですみません。)
実は先日告知した1/22(水)に行われるワークショップの参加者の約8割は海外から来られるクリエイターとのことなんです。
もしかしたらワークショップへの関心度もこのランキングにリンクするものがあるのかな...。近い将来、"Japan"が上位に食い込むといいですよね!
ちなみに。現在awwwardsのwebサイトでは1年を通して素晴らしいwebサイトを制作した会社を決める”Agency Of The Year” の一般投票を受付中。日本から唯一ノミネートされているSHIFTBRAINにvoteしていただけると嬉しいです...!
来週はConference weekなので、その内容について投稿したいと思います!
それではまた!
前回の記事はこちらから。
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