組織開発(OD)関連論文|サーベイフィードバック(20年4月)その②
組織開発(サーベイフィードバック:SFB)に関する論文を読む会に参加し、学んだ内容をOutputしたいと思います。(その②です)
なお、すべてサーベイフィードバックに関した論文になっていますので、前提はすべてサーベイフィードバックに対する研究調査になります。
ちなみに、今回企画実行&お声がけしてくださった、Learn-wellの関根さんがまとめてくださっています。
が、自分のためにも自分の言葉でOutputしておきたいと思います...
構成は以下です。
1)論文タイトル
2)概要(300文字以内)
3)心に刺さったこと
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1)OD techniques and their results in 23 organizations: The Michigan ICL study. Journal of Applied Behavioral Science(1973年の論文です!)
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/002188637300900103
2)様々なOD手法(①~④)に関して調査研究を行い、その効果について報告した論文。結果としては、①Survey feedbackが一番効果的だった。
①Survey feedback
②Interpsersonal Process Consultation※1
③Task process consultation※2
④Laboratory Training(T-group)
※1_詳細はエドガーシャイン博士の著書「プロセスコンサルテーション」にお任せしますが、博士は著書にて「コンサルタントが、クライアントとの関係を築くことをベースにして、クライアントが自身の内部や外部環境において生じている出来事のプロセスに気づき、理解し、それに従った行動ができるようになること」と定義しております。
※2_文字通り、タスク(業務課題)に対するコンサルテーションをイメージしてください。
※3_人間関係トレーニングと呼ばれています。(こちらも詳細は他HPに委ねます)
https://jiel.jp/seminar-list/seminar-list-cat/kouza03/
3)サーベイフィードバックの効果が大きいとの結論に対して「メンバー、および組織としての組織開発的介入に対する納得感が最も高まるのはサーベイフィードバックだな」と考えました。なぜならば、昨今流行りの?組織開発的介入はどちらかというと定性的、誤解を恐れず言うと、「ふわっ」とした介入が多く。組織課題解決というよりも、その前段にある「組織の雰囲気をよくする介入」が多いように感じていたからです。組織として、メンバー、組織の時間=コストを使って取り組むのであれば、やはり組織の課題が解決していく様を定性的、定量的、納得感の最大公約数で取り組んでいくことが重要だと思います。
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