組織開発(OD)関連論文|サーベイフィードバック(20年4月)

組織開発(サーベイフィードバック:SFB)に関する論文を読む会に参加し、学んだ内容をOutputしたいと思います。
なお、すべてサーベイフィードバックに関した論文になっていますので、前提はすべてサーベイフィードバックに対する研究調査になります。

ちなみに、今回企画実行&お声がけしてくださった、Learn-wellの関根さんがまとめてくださっています。が、自分のためにも自分の言葉でOutputしておきたいと思います...

構成は以下です。
1)論文タイトル
2)概要(300文字以内)
3)心に刺さったこと

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1)Internal Organization Development Practitioners Where Do They Belong? (Burke, 2004)

2)組織でのODの位置づけ、および実践者(プラクティショナー)の質の面から、ODが発達していない。
●組織内OD位置づけ問題
組織内でODの役割をHR、専門組織、各セクション(いわゆる有志活動)に持たせるのか?によって効果などが変わってくる。
●実践者の問題
ODに関する研究が進んでいるが、実践している人が少ない。(流行った手法(ex、AI、ラージスケールMTG)などを使いまわしているだけ)

3)論文内に、「新たなODタスクをHRに任せると質が下がる」という記述※があったが、※)片手間、本業に追加してOD業務が付与されるケース。
その通り!というかまさに経験しました。。。HR内でチームを作って取り組むことになったのですが、やる気はあっても、片手間感があり、追加されたOD業務は二の次となり、それが繰り返されることでメンバーの意欲も低下していく(ように見えた)。

取り組みの想定レベル(大幅な介入が必要なのか?場づくりレベルで済むのか?などにより、OD取り組み組織編成は計画することが重要だと感じました。

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