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【感想Output】オランダ在住の本部長に、世界一周しながら働く正社員。リモートワーク歴4年の組織が実践するチームビルディングの方法について

今日参加したこちらの(https://remotework-team.peatix.com/)イベントのレポートです。
3つのポイントでOutputしたいと思います。

【参加した動機】
【話の概要】
【リモートチームビルディングに役立ちそうなポイント】

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【参加した動機】
コロナの影響により、完全リモートになり、これまでのMTGをそのままオンラインで実施している状態なのですが、先日定例MTGの際に、「なんとなくみんなの生気がうしなわれつつある」とのコメントがメンバーからあり、「オンラインにおける組織活性術を学ばねば・・・このままでは・・・:-( 」と思ったことがきっかけとなっています。

【話の概要】
株式会社ガイアックス ソリューション事業本部長 管大輔さんが自身のチームを紆余曲折を踏まえながら組織活性化に取り組んだ軌跡(2015年~2020年現在)についてお話しいただきました。
この軌跡について、「ティール組織で例えると・・・「オレンジ→グリーン→ティールへの変遷」の一言です。
ストーリー調に説明すると以下のような流れです。
当初、経営層でKPIを決め、それをメンバーに流す・・・という仕事のやり方、あり方(オレンジ)でメンバーをマネジメントしていたのですが、
途中、メンバーからの不満が噴出し、離職率低下、業績悪化を経験します。 

そこで、経営層が「このままでは組織がつぶれる」という危機意識を強く持つつとともに、「 社員のやりがい、はたらきがいに手を出さないといけない!!」となりました。着手した結果、役職など問わず、「それぞれの働き方、生き方」を尊重する組織(グリーン)へと変わっていったそうです。

その結果(副次効果的に?)メンバーが主体的に数値目標をかがけて取り組み、お互いにFBしあう(学習しあう)状況が生まれた(ティール)というお話です。

この過程で2016年からリモートを開始することとなり、今回の「リモートにおけるチームビルディングのポイント」テーマにつながります。

【リモートチームビルディングに役立ちそうなポイント】
3点あげておきます。
1) コアメンバー(社長、部長など上位者)がいかに本音を出すか?とくに弱音の部分をリモート上でも出す。
これは、リモートでなくても同じですね。。。いきなり、部下側が本音で、とくに弱音部分を出す、しかもリモートで、、、となると、その結果は想像に容易いですね。。。

2)雑談の時間を意図的に設けること。
菅さんのチームでは、夜にフリートークのオンラインセッション(出入り自由)を設けているそうです。メンバー間のコミュニケーション機会作りもそうなのですが、その一方で、続けていくと、よく来るメンバーと、来なくなるメンバーに分かれるそうです。その(出欠)状況からメンバーケアにつなげる。具体的に言うと、1on1などで「最近見ないけどどうしたの?」といった取り組みにつなげているそうです。
ちなみに、チャット上でもフリートークの場を開いているそうです。
顔出し、音声だしで毎回参加するのもつかれますしね。。。それこそ、参加しなければならない感覚が醸成されてしまいそうです。

3)全体MTGの場を全員参加型にする。
当初は、組織全体のMTGでは、積極的な参加者は数人、かつ固定メンバーというどこにでも見られる景色が広がっていたそうですが、MTGのやり方、あり方を見直し、透明性を担保すること、だれでも発言できる場をつくることに苦心されたそうです。例えば、Zoomであれば、ブレイクアウトルーム(BOR)などで、少人数Grを創り、話せる機会をつくる(というよりも、自分の考えを発信してもいいんだよという場を作る)、それだけではなく、そこで話が出た内容をスプレっとシートなどでログしていくようにしていたそうです。これにより、各場でどのような話がされているのかが共有されるとともに、発言した人がしっかり発言を受け止めてもらえたという参画意識も高まっていくようになったそうです。


【所感】
GW後にすぐに使えそうな役立つ情報でした。赤裸々にお話しいただいた菅さん、および、ファシリテートされていた株式会社はぐくむ の小寺さんに感謝です。いつかオンラインで会える日が来たらぜひ、直接いろいろとお話を伺いたいです。
ちなみに、、、正直に言うと、リモートチームビルディングよりも、組織開発(OD)としての取り組みのほうに非常に強い興味を持ちました。ODの教科書の第一章に出てくるような「見える化」→「ガチ対話」→「未来づくり」に対してガチで取り組んだ軌跡であり、なかなか他社事例を生々しく伺うことがないので、こちらについても別noteでOutputしたいと思います。


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