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いつの日か、ママ頑張ったねって褒めてもらおう
葬送のフリーレンを見返している。
今回見直そうと思ったきっかけは読書会の特別企画の漫画のシェア会で話が出たから。
とても好きな美しいアニメだったのを思い出した。
勇者と一緒に闘い、世界を救い、勇者の死後も1人生きる、1000年以上生きているエルフの話。
1話目から涙が出る出る
同じアニメを見ても
まるで感じ方が違う
こんなに、深かったのか。
前見た時には気づけなかった。
色んな言葉と、死生観と
そして背中を押される言葉に
私の心は癒されて救われた。
私の中にある大切な想い出
思い出は風化して
色んなことが忘れ去られて
世界も変わっていくけれど
私の中に確かにある
大切な思い出と気持ち
それは
私が死ぬと世界から
なくなるのだろう
それもまた良しとするのか
いや、それではダメだと
何か残すことにするのか
無意識の中で
私は、後者を選んで
ソラプロジェクトを始めた。
プロジェクトの原点である
大切な私の娘への想い。
短くても強く逞しく
家族3人で闘い抜き
生き抜いた証になると
思って活動している。
それでも、最近感じる寂しさを埋めるように
アニメを見続けていたら
女神様の話が出た。
実在するのかしないのか
何の確証もない女神様
ひとりひとりの信仰心は違う
だけど、
「いてもらった方が都合がいい」
確かにそうだ。
だって私もそうだ。
今まで信仰心なんて
持っていなかった。
手を合わせる習慣なんてほとんどなかった。
だけど娘が天国で神様になって
いつも見守ってくれている。
そう思って毎日手を合わせるようになった。
そしてこんなセリフがあった。
「こんなに頑張ったんだから、
天国で女神様に褒めてもらうんです。」
あぁ、そうか。
私もそう思ってもいいのか。
いつか会えるその日に
ママ、よく頑張ったねって
娘に褒めてもらいたい。
そのために
私は私の命をまっとうしよう。
そのためなら
私はもっと前を向いて歩いていけそうな気がする。
ようやく心が晴れた。
曇り空にようやく晴れ間の兆しが
陽の光が差し込んだ感じ。
いいアニメだなぁ。
1日潰して見てよかった。
明日からまた頑張ろう。