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花と私

お立ち寄り頂きありがとうございます。

突然ですが私は花が好きです。というわけで、本日は花に関して徒然に書き連ねてみたいと思います。

以前は花壇にあれこれ植えて、それなりにこまめにお世話もしていたのですが、体調が良くない時期などもあったので、今我が家に残っているのは、主に地植えにした上で強く生き残った子たちだけです。中でも結構昔から植えられているものが生き残っています。

なので、今はガーデニングに勤しんでいると言うよりは、時期が来るといつの間にか芽吹いてくれて、花が開いて楽しませてくれる子たちを愛でる、というスタンスです。間違っても現在は「ガーデニングが趣味です」とは言えません。丹念にお世話をされている方々に失礼になってしまいます。花壇はほぼほぼ放置状態なわけですから。
それでもやっぱり、お花は好きです。

今日の画像に使っているリビングストンデージーの蕾は、十年ほど前に育てていた子ですが、今はもういません。このお花も好きでした。色合いがとても綺麗でして、咲くと少しグラデーションになっているのです。
気に入っているのでアルバムから掘り起こしました。

他に好きな花は、スノーフレーク、スノードロップ、オキザリス、勿忘草、スズラン、クリスマスローズ、レンテンローズ、桜、リコリス、かすみ草、ネモフィラ、トルコキキョウ、ガーベラ……などなど他にも色々、挙げ始めるときりがありませんでした。
基本的には控えめだったり小さかったりするのが好きなのですが、やはり華やかなものも良いですね。存在感のあるお花は、それだけインパクトもあって記憶に残りますし。その分思い出したときに鮮やかと言いますか。

どの花にも意味深い花言葉や物語があることも、惹かれる一因なのかもしれません。物語性のあるものが好きなものですから。
話は逸れますが、花言葉も監修された方によって割と変わってくるので、その違いをおもしろく思っていた頃もありました。今はそこまでの熱量は失ってしまいましたが……。

園芸品種の他に、野に咲く花も好きです。言うまでもなく、野の花には野の花の良さがあります。
名前を知らない花が多くなってきてしまうのですが、小さく健気に、そして力強く咲いている花々には励まされることが多いです。

ちょうど今の時期、堤防や道端で小さな花が咲き始めました。スミレ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、この辺りはわかるのですが、あとは白い小さな花が何種類か、黄色い小さなタンポポに似た花、薄紫の割かし特徴的な形の花……この辺りは名前がわかりません。

人間がその名前を知っていようといまいと、そんなことは関係なく胸を張って咲いている姿は、勇気を与えてくれると感じます。
私は人並みには生きられなくて、いつまで経っても一人前には程遠い未熟な人間ですが、そんな私もいつかは小さな花を咲かせられると嬉しいです。
有名な花でなくていい、その名を気にも留められず、もしかすると咲いていることすら気付く人は少ない、そんな花になりたいです。
そんなお花も、何かの偶然で見つけた人の心を、ほっと和ませる瞬間があると思いますから。

以上、花と私の間の色々でした。
お読み頂きありがとうございました。

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