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コリは妄想からも生まれる

あるお客様
右肩の動きが悪いことなんだけど、

もはや左右で肩の骨の付き方、
そもそもの骨の位置が、
最初から違うんではないかなって思えてきた。

背中に手を回して上に上げようとすると、
左はすごく上がるけど、
右は少ししか上がらない。

これはもう骨のせいで、そうなんじゃないかって。

あんまり覚えてないけど、
以前は、
右も左と同じようにすごく上がっていた、
ような気もするんだけどね。
四十肩とかもあるのかもしれないんだろうけど。

右肩についてはそもそも、骨なんじゃないかな。



>?〜★(〜※○ >?〜★(〜※○……。???……⁉️

う〜〜ん、
気持ちはわかるけど……。

骨のせいにして終わらせないでーーーー!!



と、正直思った。


施術していると、
コリがまだ取りきれていないところが、
窮屈そうに縮んでいて、

お客様が、
思わず「骨の付き方」と表現したのも、
なんだか分かるなと思った。



さて施術後、お客様のお身体。

コリが取れているところと、
コリが残っているところがあって、

ここなら分かりやすいんです、
コリを取ることで、
右も動くようになりますよ!


確かに〜。
そうなんだ、コリなんですね!
骨じゃないんだ!!!……と。


そうなんです!
殆どの問題は、骨じゃありません!
だからコリをとるのです。 


結構な数の人が、
コリを骨だと思っている。
だから、変わらない、歳のせい、など、
カラダにまつわる都市伝説を持っている。

あたらめて思ったことは、
プロの施術者がシッカリと、
自信を持って言葉でもリードしてゆかないと、

無理もないけれど、
お客様は、
どんどん妄想が膨らんで行くと言うこと。
不安だから、そうなるのもわかる。

でも、それを、させてはいけない。

考え方にコリがあるようなもので、
私たちプロが、
ハッキリと言葉にしてあげないと、
考えもコリ固まってしまう。

体感も当然だけれど、
コミュニケーションでもレリーフィングして、
認識のコリ」も早くとってあげないと!

黙って施術してるだけだったら、
伝わらないだろうなぁ…。
言葉の責任も感じた。


カラダのコリと、
妙な都市伝説、一気にとるぞーー‼️