後見センターやすらぎ
ここでは、私たちの活動風景や日常風景を綴っていきます。
こちらでは契約後見に基づいた支援の事例をご紹介していきます。
こちらでは法定後見に基づいた支援の事例を紹介していきます。
やすらぎの支援員は、支援活動に関わった動機も持ち合わせている経験もさまざま。ここでは活動を通して得たこと、今の思いを聞いていきます。
本日10月11日付タウンニュース鎌倉版の1面下に、市民ボランティア募集講座の広告が掲載されました!来週10月18日号では関連記事も掲載予定です。どうぞご覧ください。 また、タウンニュース逗子・葉山版には10月18日に広告と関連記事が同時掲載される予定です。逗子葉山の皆さんも来週、見てくださいね!
ただ今、鎌倉駅地下道ギャラリー「市民活動パネル展」(8/27~9/2)に参加しています。 後見センターやすらぎの紹介とともに、今秋開催予定のボランティア募集講座の概要をご案内しています。 *** 鎌倉駅地下道をお通りの際にはどうぞ足を止めてみてくださいね!
令和6年4月20日 さわやかなお天気に恵まれた4月20日、「地縁の碑」がある日蓮宗光則寺(鎌倉市長谷)で被支援者、被支援者の配偶者等の7名の方の納骨式が執り行われました。 本堂での読経に続いて、やすらぎ会員を中心に約30名の参列者に見守られながら、境内の小高い一角にある地縁の碑にご遺骨は無事に安置されました。 今年は例年より季節の移り変わりが早く、光則寺の境内は初夏を思わせる新緑に包まれていました。 お姉さまの納骨に立合われた男性は「こんなにていねいで立派な納骨式をしていた
永年 契約後見で支援を続けているSさん(90代)は、音楽がとても好きだ。数年前まで、琴の師範としてお弟子さんを持たれていた。地縁の碑が建立されたお祝いの集いで、妹さんとの琴の連弾(つれびき)で、「春」(春のうららの隅田川~)の調べが光則寺の境内に流れたのを思い出す。 最近は、お琴は仕舞われて、専ら身軽なハーモニカを楽しまれている。施設の新年会、節句のお祝い、暑気払いの集まり、クリスマス会などで、時節に因んだ曲を選び、ハーモニカ演奏用に編曲、披露し会場を盛り上げられている。時々
10月14日の土曜日の午前中、福祉センターで3年ぶりの月例会を開きました。 やすらぎの月例会は、講師を招いて研修を受けたり支援員が抱える課題を話し合ったりする貴重な情報共有の場です。 久しぶりの月例会では顧問の弁護士に「成年後見制度の最近の流れ」についてお話いただき、20名ほどの会員が熱心に耳を傾けました。 施行以来20年以上が経過した成年後見制度は、民法の改正も視野に改革が進められようとしています。 改革の内容は、現場で活動している立場から納得できることもあれば、えっ?と思
グループホーム(GH)に入所している軽い知的障害と自閉症のTさん(被保佐人 男性)の趣味はクラシック音楽を聴くこと。私などは聞いたこともない曲や作曲家をたくさん知っている。通所作業所が休みの日には、図書館から借りてきたCDを聴くのが何よりの楽しみだが、もっと好きなのはコンサートで生演奏を聴くこと。でもそんなにお小遣いがないので、無料の演奏会などを探して聴きに行っている 先日、相談員から有料のコンサートチケットが2枚手に入ったのでとTさんにくださった。大きなホールなので一人で行
「地縁の碑」とは、お墓を持たない被支援者の方が、やすらかに眠るための永代共同供養墓です。 今年の「地縁の碑」納骨式は、4月22日(土)の午後2時から、鎌倉市長谷にある日蓮宗光則寺にて開催されることになりました。 今年は、2名の方のご遺骨が納骨される予定です。 爽やかな薫風のなか、ご本人を偲び、こころを込めてお見送りしたいと思います。
Cさん 女性 鎌倉市在住 法定後見支援歴4年 享年89歳 地域包括支援センターからの相談 息子と2人で自営業を営んでいた女性。数年前からアルツハイマー認知症を発症し寝たきりだった。息子が心臓病で急死し、自宅にひとり取り残された。本人の施設入所、息子と本人が残した借財の整理、ゴミ屋敷状態の自宅の整理、亡くなった息子の相続など課題山積。関われる親族がいないので後見人についてもらわなければならない。 本人の状況 Cさんは要介護5。重度の認知症でコミュニケー
Eさん 女性 逗子市在住 委任契約支援歴 9か月 享年68歳 本人からの相談 末期の肺ガンで医師から余命半年と宣告されている。夫はすでに亡く、子どもはいない。夫婦で30年以上暮らした家に一人暮らし。唯一の身内の妹は遠方で病気がちなので頼ることはできない。残された最後の時間に寄り添い、死後の後始末をやってくれる人を探して地域包括に相談したところやすらぎを紹介された。 契約時の本人の希望 ホスピスか病院で最期を迎えることになるが、入院中の支援を希望。少しずつ家財を整理
Cさん 女性 鎌倉市在住 委任契約支援歴 11年 享年87歳 本人からの相談 身体に障害がある。同居していた母が亡くなり、身近な親族がいないので、これからの生活が不安。 契約時の本人の希望 外出は車椅子で介助が必要。世話をしてくれていた母親が亡くなったため施設に入り介護を受けながら絵や俳句、旅行を楽しみ、友人との交流を続け、自宅にいたときと同じように生活したい。 遺言書は作成済みなので、遺った財産は遺言執行者に引き渡してほしい。 葬儀・埋葬はやすらぎにお願いし
医療関係の仕事をしている時に、患者さんが自分の生活に戻る準備をする際、多少の工夫や支援により家庭(社会)復帰が十分可能であるにもかかわらず、それがかなわず、ご本人共々、残念に思うことが多くありました。要因は色々あると思いますが、その中で、判断する事とそれを遂行する支援があれば、もっと自分らしい生活を送れるのでは、とも思いました。生活していると毎日、何らかの判断が必要になります。そこで、ご本人の希望を聞き、一緒に考え、その人らしい生活を安心して送れるよう支援していく後見という活
会社に勤めている時から定年後はボランティアをすると決めていました。 退職後、いろいろなボランティアを経験しました。お子さんの送迎・お年寄りの傾聴・町内会のお手伝い等。その中でも長く続いたのは傾聴でした。 やすらぎを知ったのは社協との共催の講演会に参加した時でした。募集があったので余り迷わず入会しました。夫婦二人で子供のいない自分にとってやすらぎの仕事は重い部分もありますが大変役立っていると感じています。また、会員が素晴らしい人ばかりなので気に入っています。(男性 75歳 会員
福祉職をしていました。特に在宅支援が長く、色々な場面を経験し、利用者さんからも沢山のことを教えてもらいました。子供のいない私にとって将来の自分を見るようなこともありました。ある人から「誰かの為にすることは、いつか誰かがあなたにしてくれる」と教えてもらいました。60歳を迎え仕事を卒業することになり、これから何をしようかと思っていた時、「そうだ、先にしておこう!」と思い、やすらぎの活動に参加させていただきました。(女性 65歳 会員歴5年)
40年の技術者生活を終え、自分達の老後の準備や、社会との繋がりの維持、全く新しい経験や、社会へ恩返しをしたいとの思いから、やすらぎへ応募しました。会社時代の同世代の仲間は完全リタイヤした人が多いですが、やすらぎは高齢の方や女性の方が元気に活躍されていて、気分が若返ります。私も80才近くまで活動出来るのではないかと期待して、後見人の勉強を進めているこの頃です。(男性 65歳 会員歴1年)
介護保険事業所で事務をしていましたが、介護保険関係だけでなく、広い知識の必要を感じ、社会福祉士の資格を取得しました。資格を取得後もどのように生かしていくか迷っている時に、知人からやすらぎを紹介されました。当時は後見制度が動き出したばかりの頃で、社会福祉士の授業においても後見制度の運用について多くに時間を割いて説明がされていましたが、実際に支援員となって、施設に訪問に行くようになると、いろいろな認知症状の方がおり、どのように支援していくか戸惑うことも多々ありました。そんな時、や