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令和元年1月の自分よ、驚くがいい
あけましておめでとう。
2019年になったわけだけれど、気分はどう?
写真で振り返ると、どうやら帰省して、戻ってきた直後か。少し暖かい沖縄から、ガッツリ寒い東京へ戻ってきたわけだ。
そんな私に、衝撃を受けて欲しいだけの手紙だ。5年で人がどれだけ変わるかを、思い知ってほしい。
子供がいる
まず、もうじき5歳になる娘がいる。2019年始まって半年も経たずに、父親になる未来に戸惑うことになる。びっくりだろう。来年度には娘は年長組になる。小学生も見えてきた。今でも子供がいることに驚き直したりする。
じつは令和元年は、ゴールデンウィーク以降、産婦人科に足繁く通うことになる。妻の妊娠が確認できたけれど、赤ちゃんの状態が不安定なのでゴールデンウィークは医師から外出禁止令を言い渡され、引きこもりを余儀なくされる。そして12月の末に、大変な(と言ってもよくあるのかもしれない)出産を経て、一人の子供を授かる。
その子は、出産時の体重は問題なかったのだけれど、全体的に発達がゆっくり。ある程度育つまでは次の日の朝元気かどうかも不安な日々だった。そして体の成長に心配がなくなっても、寝返りやはいはい、立って歩く、話す、全てがゆっくりの成長だ。そして、発達専門の医師から、軽度知的+自閉症の診断をもらって、いまは定期的に療育に通っている。3歳頃と比べると、よくこんなに意思疎通ができるようになってきたと感動する。
非常に可愛いく元気いっぱいな娘だけれど、今後も心配な日々は続くと思う。まさかこんな子育てが待っているとは夢にも思うまい。
コロナ禍が起きる
そして次の驚き。育児休暇中に、未知のウイルスが世間を賑わす。人との関わりが少なかったので、社会復帰まではどこか他人事でみていたけれど、働くようになってから様変わりした世界に驚くことになる。あと二ヶ月出産のタイミングが遅れたら、普通に出産に立ちあえなかったと思う。
コロナ禍では、UberEATsに沢山お世話になり、飲食店の透明な仕切りに驚き、働いていた会社のリモートワーク化に頑張って慣れる羽目になるのだった。
家では、室内での活動は難しいので、子供とはひたすら外のお散歩をしていた。週末は、無限に最寄り駅との往復散歩。
COVID-19は、社会全体に大きな傷を負わせた。今では殆ど鳴りを潜めているのだけれど、いつまた謎の病気が出回るか分からない。
これは世界中の誰もが夢にも思わなかったやつだ。
Uターンしている
次に驚かれそうなことは、2022年8月に、沢山の人や会社にお世話になった東京をはなれ、故郷沖縄で過ごしていることだ。
東京から沖縄に移るにあたって、妻に沖縄の療育施設や車、家などなどいろんなものを選んでもらった。頭が上がらない。
そして、妻も私も、それぞれの実家によくお世話になっている。本当にありがたい。娘も、彼女なりに、色んな人との出会いを体験できている。それが沖縄に戻った理由の一つでもあるので、かなり満足な状態だ。
沖縄に来てお出かけもかなり増えた。南部のでかいサンエーには殆どお世話になっているし、海も公園もちょこちょこ行くようになった。
家を買っている
なんとまさかのマイホーム。別に賃貸でいいかな、と思っていたはずなのに、大幅な方向転換。沖縄にマンションを買い、そこでの生活を主にしている。住宅ローン減税のお得さと、2LDKより広くて安くて新しい賃貸の家が見つからなかったのが、何よりの理由かもしれない。
しかし新しいマンションはすごくいいぞ。正直舐めてた。ただし、換気と掃除を欠かすとカビちゃうぞ。気を付けて。
仕事が変わっている
もう2回も職場を変えている。2019年時点で働いている会社を退職し、仕事は外資系の会社に移った。しかも沖縄からフルリモートで働いていた時期もあった。
最終的には別の会社に移り、モノレールで通勤するに至っている。知らない業界、今まで経験のないシステム、始めての情シスなど、まだまだ知らないことが世の中にはあるんだなぁと改めて気づくのだった。
おわりに
というわけで、この5年間でこんなに違う人生を送っている。どうだ、驚いたろう。5年間を経験した私も驚いている。父親だぞ父親。マイホーム持った父親。保育園の発表会に行ったりしてるんだぞ。でも楽しいし、何の後悔もないぞ。少なくとも向こう5年は不安や心配がありつつも、それすらもたまらん日々だぞ。やったね!