高額な買い物に時間がかかる
大学生だった2012年、HHKBを買うと決意して、ECサイトを見に行った。カートに入れる。2万円オーバー。値段を見る。……一旦保留で、となり、しばらく間をおく。
次の日も全く同じ行動をとる。三日くらい繰り返したら、やめる。
という流れを、一ヶ月に二回くらいやる。
それを三ヶ月くりかえし、やっと購入決定となる。いまも時々使っているくらい長持ちしていて、購入して正解だった。
もし、そのまま忘れ去っていたら、今回は縁がなかったといことで、買わなかったとおもう。。
――なにこの時間。別に買い物に迷うことを、楽しんでいるワケではない。ワクワク感だけ少しあるが、時間を有効活用できている感覚は全くない。いたずらにスマホでECサイトを眺める時間が増えるだけ。
絶対買うだろうな、というものに関してはこの限りではないのだけれど。昔、PS4は割とすぐ買った気がするけれど、やっぱり買う直前は30分くらい店内をうろうろした。あとは本も割と即決で買える。買いたいものの値段が2万超えたあたりから、月単位で時間がかかり始める。
今回も新たな軽量ノートPCを買うかどうかで、一ヶ月迷っているところ。
心のなかで「嗜好品」と分類されてしまっているものの購入に対して、特に顕著に時間がかかるのは理解できている。正しい節制の精神だとも思うんだけど、迷っている間はやはり疲れるので、バシッと決められる気持ちを持って生きていきたい。