無印のしゃもじが好き
きっかけは、娘が遊んだときに、長年使っていたしゃもじが行方不明になったことだった。その時しゃもじは2つあったので、交互に洗いながら使っていたのだけれど、1本になったことで少し不便になった。
ほんの少しだけ。
しゃもじに特に思い入れはなかったので、別の用事で行くことになった無印良品で、偶然見かけたしゃもじを買ったのだった。
次の日、買った無印のしゃもじを、炊きたてのご飯に差し込んだ。どこかのテレビ番組でみた、美味しくご飯を保つ方法で。
どうやら日本の炊飯器はかなり性能が良く、普通に炊くだけで一番美味しく仕上がるらしい。ただ、そのあとそのまま保温に掛けると下の方が潰れてしまうため、十字に切れ込みを入れて、四分の一づつ持ち上げ、全体をかき混ぜておくとふっくら保温できるとのこと。
炊きたてのご飯の香りと蒸気を顔に浴びながら、一通りかき混ぜてしゃもじを持ち上げると……米粒が殆どついていない!無印すごい!
いままでも、表面がつぶつぶになっているしゃもじを使っていたのだが、普通に米粒がついてしまっていて、濡らしたりして対応していた。長く使っていたからかなと思うが、無印のしゃもじは2ヶ月経っても米粒がほぼつかない。少しはつく。
さすが無印。ありがとう無印。
全然関係ないけれど、炊飯器のご飯は普通に40時間以上保温してても食べる。どうやら世の中には、30時間も保温して置けない人がいるらしい。勿体ない精神が強く働いてつい全部食べちゃうのであった。