DXまでの道のりを考えてみた
なぜ、世の中に売上を上げるビジネスをITで自動化しようというのが、
DXなのですが、
「DXを行えない」「DXのイメージがつかない」「DXをバックオフィスの改善だと思い込む」
経営者、担当者、システム屋が居るのはなぜなのか?
これを考えていました。
そういう私もDXのイメージがつかなかったのです。
今日、見つけたyoutubeの「仕組み化実践チャンネル」を見て、
少しDXのイメージに近づけたので、
報告というか、考えをまとめてみたいと思います。
仕組化できる仕事しか自動化できない
システム化・自動化・というのは、既に仕組化できている仕事しか対象にならないのです。
言葉にしてみたらあたりまえなんだけど、
今まで明確に考えた事がなかった事です。
しかし、この一言でDXが進まない理由を説明できてしまいます。
【売上を上げるDX】に対しては、
売り上げを上げる営業活動を仕組化できてないから、
システム化できないのです。
【システム化する対象の業務がバックオフィスに限定される】のは、
既に、バックオフィスの業務を仕組化できていて、
イメージしやすいからです。
売上を上げる為の分析をシステム化したくなっちゃうのは、
既に、仕組化できているからです。
DXだぁ~って言って、仕組化できていない物をいきなりシステム化したって
上手くいかないのです。
まずは、業務を仕組化していく活動こそが重要だったのです。
零細企業の場合
僕のように一人でやってるフリーランスや、数人でやってる小さな企業では、社長の時間と能力=営業力・業務遂行能力ですよね。
バックオフィスはある程度仕組化して誰かにお願いできていると思います。
そして、次のステップに進みましょう。
次は、業務遂行の仕組化です。
具体的には、
一番多い仕事の業務遂行をマニュアル化する事で
少しづつ社長の手から離していきます。
当然、マニュアルに対してもPDCAを回す必要はあります。
また、同時にナレッジを貯めていきます。
「業務遂行時に参考にした知識と結果」
「営業活動や打ち合わせで利用した資料」
「打ち合わせで話した内容」
等でしょうか。
とは言え、一旦バックオフィスを自動化するのは多いにあり
バックオフィスを仕組み化できてる会社は多いので、
次に自動化していく。
ってのも手ですよね。
バックオフィスのコストを圧縮して、
フロント側、営業・製造側を仕組み化していき、
最終目標は自動化です。
まだまだ、書きたい事は多いのですが、
一旦ここまでですね。