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時計の文字が外れてる・・・これってどんな状態!?

どうも時計師のmichiです!

時計はパッと見ただけで時間が分かるので、時計大好きな方を除くと普段からじっくりと時計とにらめっこしている人は少ないと思います。

今回は意外と見落とされがちな時計の故障について書いてみました。
こんな修理事例があります。

参考になれば幸いです!

時計の文字はずれ

時計の・・・文字・・・?

えっと、どこの話?ってなりますよね(笑)

時計にはいろいろと名称があるので、まずご紹介。

オメガ三針-手巻き

こちらは普段、僕が愛用しているアンティークのOMEGAなのですがとってもシンプルな三針なのでこちらで簡単に名称をご説明しますね。

文字盤・・・時計の顔でもあるデザインの地になるこの部分全体を、文字盤やダイアル(ダイヤル)と呼びます!

・・・こちらはシンプルな三針なので短いものから時針分針秒針と文字通り指している場所(時刻)で呼び名が分かれています!

風防・・・文字盤と針を覆うレンズ部分。作られた時計の年代によって素材がさまざま!ちなみにこの写真のモノはプラスチック製

インデックス・・・文字盤上にある時刻を表す数字や目盛りのことを指します!

本記事でのお話はこの「インデックス」のことについて。
この部分が外(ハズ)れてしまったという状況です。

気づきにくいこの症状!

何かの拍子に外れてしまうことがあるインデックス。

パーツが小さいぶん気付かずにそのままご使用しているケースも少なくないです!

電池交換のみのご依頼をいただいて、「インデックス修理」の見積もりをみて初めて認知されるお客様もいらっしゃいました。

よく見ると"O"の文字が…!

インデックス外れが起こる主な原因は衝撃経年劣化があります。

経年劣化:時計ではよく使う言葉。使用期間が長いとそれだけパーツの消耗や接着等の弱まりが見られます

長く使うといたしかたない側面も…
ただこちらの症状は多くの場合、直ることが多いのでご安心を!

修理内容

では気になるどんな修理が行われるのか。
多くの場合、修理は以下の通り

✔︎インデックス取付直し
✔︎内部点検

インデックス取付直し:文字通りインデックスを接着し直す作業になります!非常に細かいパーツのため、慎重に・・・正しい位置に戻さなければなりません・・・!

内部点検:こちらはムーブメント(という時計内部の機械部分)を取り出して作業を行うため、電池交換オーバーホール(※必要時)をあわせて行うという事になります!

*インデックス修理で直ることが多いですが接着不可能な形状・デザインによっては文字盤交換となってしまうことも…
または激しいダメージなど。

今回のインデックスタイプの他にもバーのモノや数字表示、またインデックスではなく文字盤全体に上から重ねたデザインをしているモノは外れや浮きが生じる可能性があります。。

外れたパーツや浮いてきた場所に針が接触することで、
傷や変形、止まりが起こってしまうのでご注意ください!

一見、気づきにくい箇所でもあるので一度ご自身の時計をゆっくりと確認してみてはいかがでしょうか。

修理・ご相談はこちらから

「とは言っても、これが修理が必要なことなのかわからない。」
「これは直さなければいけないの?ほっといても平気?」

そういったお声にお答えできるべく
*お問い合わせ相談フォーム作りました↓↓↓

こちらにて必要事項を埋めて[送信]を押してください!
2−3営業日内にメールにてご返信させていただきます^^

また下記サイト↓↓↓では電池交換を受付ております!
「他の修理はいらないから、電池交換だけお願いしたい。」
そんなシンプルなご要望にお応えしました!

ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは皆様の快適な時計ライフを願って。

時計師michi


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