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実家からサルベージしてきました。
20年くらい使ってなかったはずですが、電池を入れたら露出計が動いてシャッターが切れました。メーター表示に合わせてシャッター速度も変化します。
初代のみ二重像合致式のレンジファインダーなんですよね。当時、といっても私の時代にはすでに過去のカメラでしたが、マニュアルフォーカスでちゃんと使えるコンパクトカメラというのは貴重でした。
二重像は薄くてピント合わせは難しく、ブライトフレームもメーターも見にくいけど、そういう欠点を補って余りあるくらいの魅力がありました。

スナップによく使っていたのはこのXAとコニカヘキサー(初代)です。35mmが好きでしたからね。ヘキサーのレンズは素晴らしかったですけど、いま当時の写真を見てもどちらのカメラで撮ったかわからないくらいXAも優秀です。

ドライブに残っていたデータ。これはXAの絞り開放で慎重にピントを合わせたのを憶えています。カメラ雑誌の月例コンテストで入選しました。

上着のポケットには軽々入るし、夏でもジーンズのケツポケに入れたりしてましたね。
絞りをF5.6~11、距離を3mに合わせておいてさっと取り出してチッと撮る。街歩きのスナップには最高の相棒でした。

レンズカバーを閉じるとカプセル形状になり、ポケットに入れやすい。
カバーを開くと光学系が現れ、電源が入る。
距離指標
小さなフォーカスレバー
いま見ても斬新すぎるデザイン

これまだ使えますね。これからフィルム写真を再開しようと思ってるので、当面のサブカメラにできそうです(メインカメラは後日掲載予定)。

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