
カメラを持って一人旅
青春18きっぷで北九州へ行ってきました。
十数年ぶりです、こんな旅。

鈍行の旅はのんびりしていて、懐かしい時間が流れます。

宿泊地は小倉。
夜中に散歩していたら橋の上に不気味な彫刻がずらっと並んでいました。「ペンネの化け物」とか呼ばれているらしいです。
この不気味さはその形象だけが理由ではないでしょう。幼女のような体形をした像の頭部に空洞の物体を載せる発想の気持ち悪さです。
男性の芸術家ってやたらと若い女性のヌードをモチーフにしたがりますよね。自分の性的嗜好と創作行為を切り離して考えられない幼児性の表れだと思います。男児がおっぱいの絵ばかり描く時期があるけど、そこから成長してないんですよ。

夜の旦過市場にて。

夜の旦過市場を川のほうから眺めて。このへんは戦前戦中からの歴史がありそうですね。

翌日は門司港周辺を散策。
門司港駅構内に「帰り水」という戦時中から使われている水飲み場があります。これを見るために門司港まで行きました。

これも駅構内にある旧監視孔。密航者の監視用に使われていたらしい。

商店街にて。

埠頭を歩くのは好きです。

帰路。
車内では迷惑にならないようにサイレントシャッターを使ったので、ローリングシャッター現象で家がすごく歪んでいます。これはこれで面白い。

観光地らしい写真はまったく撮っていません。
カメラはいつも通りNikon Z 5、レンズは主にLeica Hektor 135mm f4.5を使いました。