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ライカで夢の近接撮影 ~NOOKY~
最近知って、「こんなのほしかったんだよ!」と秒でポチったバルナックライカ用近接撮影アタッチメントです。
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エルマー50mm専用です(ヘクトール・ズマール・ズミター用もある)。これを装着すると通常1mの最短撮影距離が44cmまで短縮されます。
最近の50mm単焦点は40cm以下まで寄れるレンズもあるので、これでもむしろ長めの距離ですが、ふだん寄れないライカに慣れていると「すっごい寄れるじゃん!」と感動すらあります。
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距離計補正用のメガネと、フレーミング補正用の枠がついています。スクリューマウントをくるくる回して取り付けると、これがジャストの位置でピタリと止まるのでおおーっとなります。
しかも超アナログなパララックス補正機能までついています。
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おわかりでしょうか? ピントリングを近距離方向に回すと、フレーム枠から視野の一部を隠すためのマスクが出てきます。これを内部で連動させるギミックはさすがドイツの職人技。
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マウントアダプターを使用すればミラーレスにも装着できます。
ニコンZ5での作例をご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1729755672-GKQjyREaHYhp2fl630CxSPIq.jpg?width=1200)
小川のほとりに咲いていたイモカタバミの花を最短撮影距離で撮りました。開放絞りなので玉ボケがきれいです。
ライカで花や虫を撮るのは諦めていましたが、これがあれば撮れる…!
私はマクロレンズ大好きな人なので、マクロ域には程遠いまでも、バルナックライカでそれなりの近接撮影ができるという夢のような道具です。
反面、最長撮影距離が1mまでになってしまうので、これを着けているときは近接撮影しかしないという潔さが必要です。
またピント合わせやフレーミングの難しさは想像以上で、使いこなすにはかなり慣れが必要でしょう。しかし「ここぞ」という被写体に使えば強い味方になりそうです。