私小説
僕はあまり本を読んで来なかったこともあり、私小説という言葉を最近知りました。
私小説とは、作者が自らの経験を元にして、ほぼそのままに書いた小説のことだそうです。
僕が私小説を書いたとしたら、自分の人生のどこを切り取るのかなと考えてみると、なんだか平穏な人生に思えてきます。
でも少しくらいは面白く書けるものなのかなとも。
人と違った経験とか書けたら、読み手側はワクワクしながら読めるのかなと思います。
それから話の筋が分かりやすいと、きっと読みやすくなるのかなと。僕の場合は中学1年の時に芸人になりたいと思って、それから芸人になる為生きていたので、お笑いの話を筋にした私小説になるかもしれません。
もし書いたならば、僕のお笑い愛と、堕落した生活が1:9くらいで描かれることでしょう。
1人でキャバクラに行って40万取られてなければ、きっと養成所に入るお金も工面できて、養成所編も描かれたことでしょう。
まぁそれもまた人生…。
ということで「私小説」を使って漫才書いてみました↓
漫才
ツ「どーも"ホルモン天国"です。お願いします。最近読書にはまってるんですよ。」
ボ「読書って言ったら、住民票出したり、住所変更したりするとこでしょ?」
ツ「それは役所だよ。役所にはまる人いないでしょ」
ボ「空いた時間で住民票取りに行ってんじゃないの?」
ツ「何の為にだよ。俺スキマ役所しないから。」
ボ「じゃあ何なの?」
ツ「読書だよ読書。本を読むこと読書っていうでしょ。」
ボ「俺は速読って言ってる。」
ツ「速いの限定⁉︎あなた二足歩行はランだけだと思ってる?」
ボ「二足歩行はダッシュって言ってる。」
ツ「速いの限定だな!読書も二足歩行もゆっくりな可能性あるでしょう。」
ボ「た、し、か、に」
ツ「…何でゆっくり言ったんだよ。俺がはまってるのは読書だからね」
ボ「読書ね」
ツ「そう、それで小説を読んでるんだけど、小説って言ってもいろんな小説があるんだなと思ってね」
ボ「そうなんですか?」
ツ「例えばSF小説ね。」
ボ「それは知ってる!」
ツ「知ってる?」
ボ「「(女王様)フン、醜い体して、良くこんな体で外に出られるね〜この豚野郎!」「(客)ご、ごめんなさい〜。」2人は需要と供給により生まれた良好な主従関係であった。」
ツ「それSM小説!俺が言ったのはSF小説だから」
ボ「あ、SFね!」
ツ「なんだ需要と供給により生まれた良好な主従関係って」
ボ「まぁ御恩と奉公だよね。」
ツ「全然ちげーよ。あと他にもね、青春小説とかありますね。」
ボ「あー良いですよね。「彼は以前から気になっていた隣のクラスの田中さんを体育館の裏に呼び出した。」」
ツ「あー青春ですね。」
ボ「「(彼)あけましておめでとう」」
ツ「ん?」
ボ「すると田中さんはこう答えた「(田中)今年もよろしく。」2人は共に頬を赤らめながら昨日観たばかりの爆笑ヒットパレードの話で盛り上がるのであった。」
ツ「それ青春じゃなくて迎春小説!なんでヒットパレードの話するのに頬赤らめてんだよ。照れながらする話じゃねーだろ。」
ボ「そうかな?(照れる)」
ツ「なんでお前が照れてんだよ!あとねやっぱり女性に人気だったりするのが恋愛小説ですよね。」
ボ「恋愛小説ね!僕は小説を愛してる!」
ツ「は?」
ボ「小説と寝るし、小説とデートするし、小説と一緒の墓に入る!」
ツ「小説溺愛男じゃねーか!」
ボ「小説を、超絶愛してる!」
ツ「くだらねーよ!小説と寝ても、同じ墓に入っても良いけど、デートはすんなよ気持ち悪いから。」
ボ「他にはなんか小説ないの!もっと頂戴!」
ツ「なんで欲しがってんだよ!」
ボ「ほら小説頂戴!」
ツ「小説頂戴ってなんだよ!じゃあBL小説」
ボ「「ブラジャーの線がうっすらと見えてしまってる。教えてあげたい。けど教えると見たことがばれてしまう。俺は見てみぬフリをするしかなかった。しかし不思議と俺の心の中は罪悪感ではなく、背徳感に満ち溢れていた。ブラジャーの線は私をどこへ連れて行く?」
ツ「どこも連れて行かねーよ!BL小説はブラジャーライン小説じゃないから。」
ボ「じゃあ他も頂戴!」
ツ「じゃあライトノベル」
ボ「「よーし、レフトバック!センターバック!ライトヘルメットつけて!」」
ツ「ライトノーヘル?いやキャッチャー以外みんなノーヘルだから。ライトもヘルメットつけなくて良いよ!」
ボ「よーし、レフトバック!センターバック!ライト頭かち割れてるから病院行ってきて!」
ツ「ライト脳出てる⁉︎なんで守備ついてんの?まず自分の体を守って!」
ボ「よーし、レフトバック!センターバック!ライトは右中間のボールの捕球、それからファーストのカバーをお願いします。」
ツ「ライトの役割を述べてる!ちょっと待って、俺が言ってんのライトノベルだよ?」
ボ「ライトノベル?ごめん俺全然知らないわ」
ツ「知らないの?まぁライトノベルは厳密な基準はないんだけどね。」
ボ「え、そうなの?」
ツ「そうそう、だからライトノベルの定義はいろんな説があるんだよね。」
ボ「そうなんだ、物知りだね。」
ツ「いやまぁ読書好きになってから知ったんだけどね。」
ボ「俺もいろいろ知りたいから、君の弟子にしてくれない?」
ツ「え?師匠説出てきた。もういいよ。」
今回は長めに書いてしまいました〜。
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