第21回キャリアコンサルタント論述回答
設問1
相談者は子育てと仕事の両立が大変で本当はもっと子供のことを気にかけてあげたい「テレワークが羨ましい」と思うが、今の会社では難しいため「いっそ転職も」と考えるが自身の強みになるものがないと考え実際にどうしたらよいのかと思っている。
設問2
1.ママ友が羨ましいというが自身は「テレワークで働くこと」をどう考えているのか。
2.「テレワークで働くこと」に何を求め、何を得られると考えているのか
3.テレワークの実現性があるか、を確認する意図があると考える。
設問3
①子供のことをもっと見てあげたいと考えるが、手段が「テレワーク」「転職」「資格」だけで選択肢を従分検討できていないこと。また今後の子供の成長や自身のキャリア形成をふまえ、働き方を考えられていないことが問題
②その根拠
1.両立の大変さを訴えているものの、今後の子供の成長や自身のことは語られておらず、中長期視点の不足がある様子。
2.「ウリになるものがない」「資格を取れば〜」などの発言から自身のキャリアについて整理されておらず、自己理解不足が見られる。
3.子供のを見るのに「テレワーク」「専門的な仕事」などの発言から求める「柔軟な働き方」について情報(仕事理解)不足が見られる。
設問4
1.これまで必死に両立に取り組んできたことを労いラポールを深める。
2.「もっと子供を見てあげたい」気持ちを十分語ってもらい十分語ってもらい現在子供と仕事をどう関わりたいか中長期的な視点で考えら得るよう促す。
3.2をふまえ、今後のキャリアを考えられるようジョブカードなどこれまでのキャリアの棚卸しと方向性の整理を行う。
4.本人の意思に合致しそうな仕事や働き方について各種両立支援サイトなど活用し、情報収集を行い、どのような仕事や働き方がこれから求める働き方の実現に資するものか一緒に検討する。
5.今後どのように働いていくのか主体的に意思決定するとともに、その実現に向けて行動していけるよう支援する。
参考 過去問題
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