見出し画像

シブヤ美人散歩Nol.1 洗練された大人に上質なカラーリングを。 「GALA」(前編)

シブヤ美人散歩とは?
シブヤの街を颯爽と闊歩する美人たちが信頼を置く美のプロフェッショナルに、自分らしく美しくなるための秘密やシブヤの街の魅力をインタビュー。身も心ももっと楽しく、美しくなれる情報をお届けします!

今週ご紹介するのは、クールで洗練されたカラーリングが人気の美容室GALA(ガラ)。プロ目線の顧客が全国から集まるというGALAの人気の秘密を、代表の横藤田聡さんに伺いました。


イメージは、媚びないクールな女性

渋谷は美容院の激戦区。通りを歩けば、若者向けに低価格でサービスを提供する美容院が溢れています。そんな渋谷にあって、あえて高価格、ハイクオリティのコンセプトを打ち出したのがGALAです。

「渋谷というとギャルカルチャーのイメージがあると思いますが、GALAがイメージするのは自立したかっこいい大人の女性。上質な施術で髪本来の美しさを保ちながら、トレンドを意識しつつ洗練されたイメージのカラーリングを提供しています。」

と話すのは、GALA代表の横藤田聡さん。

顧客は20代、30代の女性がメイン。ファッションや美容関係の方が多いそうです。自分らしい表現を大切にする、感度の高い女性像が浮かび上がってきます。

そうした女性像を体現するため、GALAが得意とするのがブリーチ剤を用いたカラーリング。トーンの明るい色もイメージ通りに出やすいことから、近年トレンドになってきているのだそうです。

GALAは8年前のオープン当初から、ブリーチを使った施術を強みとしてきたとのこと。

「オープン当時、ちょうどグラデーションのようにブリーチで色を抜くクールな髪色が流行り始めてきていました。それが僕のところに来てくださるお客様のニーズにもマッチしたんです。海外っぽいクールなニュアンスを出すためにブリーチの施術をたくさんやってきた結果、ブリーチを使った施術が強い店として注目いただくようになりました」

ブリーチ技術の発信源として

横藤田さんのインスタグラム(https://www.instagram.com/s_yokofujita/)より

いま、横藤田さんのところには、全国の美容師さんが続々と学びに来ています。

「美容師さん向けのセミナーもやっていますし、美容師さん自身がお客さんとして来店して、施術を受けながら『どうやるんだろう』って見て行かれることも多いです。

また、ブリーチというと髪が痛む、というイメージを少しでも払拭したくて、SNSでも発信しています」

と横藤田さん。

横藤田さんのインスタグラムアカウントには、使っている薬剤の紹介や具体的な施術の仕方まで、ブリーチに関する情報が惜しみなく大公開されています。素人ながら「こんなに手のうちを教えてしまっていいんですか?」と心配になってしまいますが、

「それは全然かまわないですよ」

と横藤田さん。そこには、ブリーチという技術特有の事情もあるのだそう。

「人形を使って練習できるカット技術と違い、カラーリング技術はダミーを使った練習ができません。髪質や元の髪色、毛染めの有無などによっても色の出方が変わってくるので、マニュアル化することも難しい。現場でお客様に向き合う中で体得していくしかない部分が大きいんです」と横藤田さん。トレンドに乗りながらトレンド自体を支えている、GALAの存在感の大きさが感じられます。

美容師さんとのコミュニケーション、どうしたらいい?

そんな横藤田さんにどうしても伺いたかったことがありました。それは、美容院を訪れたときの、美容師さんとのコミュニケーションやオーダーの仕方です。自分が思い描くイメージを伝えることも難しいですし、それが果たして自分に似合うのかどうかも気になります。

GALAでは、お客さんとのコミュニケーションをどんなふうにしているのでしょうか。

「画像をお持ちになってイメージを伝えてくださる方はけっこういらっしゃいますね。最近は加工された画像も多いので、そういう場合は『これはけっこう加工が効いてますけど、イメージとしてはこんな感じですよね』とすり合わせしながら具体的に決めていきます。」

画像を持ってきてご自身の理想を伝えてくださるのって、ある意味で勇気がいることだと思うんです。その思いとは丁寧に向き合いたい。少し難しいなと思っても、できる限りその理想に近づけるよう、意向を汲み取りながら進めていきます」

一方で、難しい点についてはしっかり伝える、と横藤田さん。

「安全にカラーリングの薬剤を使うためには、髪質や、それまでの染髪やパーマの履歴などを最初にしっかり見ておく必要があるんです。そうしないと切れ毛など思わぬ事故につながる恐れがあるからです。髪をクリップで止めて状態を見て、できることとできないことをお伝えしています。少し病院の診察に近いかもしれませんね。」

それがお客様にとっては自分の髪質や状態を知る機会ともなる、と横藤田さん。自分の状態を知りつつ、自分の「なりたい」に近いていくオーダー、できそうな気がしてきました!

やり直し」もネガティブに捉えない

優しい横藤田さんに甘えて、もうひとつ日頃から気になっていることを伺ってみました。
後戻りできないイメージのあるカラーリング。「あれ、イメージと違うかな?」と思ったときはどうしたらいいですか?

「そうですね、やはり施術のなかでうまく色が出ないことってあるんです。その場合は、気づいた段階ですぐにやり直すことにしています。お客様からイメージと違う旨をご指摘いただいて『確かにそうだな』と思った場合も同様です。下手にギリギリまで粘ろうとするとお客さんもどんどん不安になりますし、空気感も悪くなってきます。それで結局やり直しということになったらもうどうしようもないですからね。もちろん僕たちは後で反省会ですが……。

GALAはそう安い料金ではありませんが、そこにはこうした対応の差も含まれていると僕は思っています。ですから、施術に疑問を感じたら遠慮なく教えていただきたいです。」

また、オーダーにも迷いがあったら伝えてほしい、と横藤田さん。

「たとえば肌の色からするとベストマッチとはいえないカラーリングをご希望いただく場合もあります。お客さまが迷いなくその色で行きたい、ということであればもちろんその通りに施術します。が、『流行っているからこの色にしたいけど似合うかな?』といった不安がある場合は伝えていただければ、こちらからより合う色をご提案することも可能です」

自分がしてみたい色、自分に似合う色、どちらを選んでもいいし、その理想の実現に向けて注力してもらえる。いままでと違った自分に変身してみたくなったとき、GALAさんにお願いしたら安心して冒険できそうです。


店舗情報

GALA
住所:東京都渋谷区渋谷1-9-1 渋谷ビジネス会館1F、2F
予約・問い合わせ: https://beauty.hotpepper.jp/slnH000371569/
営業時間:11時〜19時
定休日:毎週月曜日.第二・第四火曜日

ライタープロフィール


八田吏(はった・つかさ)
シブヤ散歩新聞副編集長。ライター/ディレクター。産前産後の家庭と産前産後の家庭とサポートのプロをつなぐマッチングサイトMotherRingディレクター。自宅から一番近い繁華街が渋谷なので、映画に行くのも友達とのお茶も、本や洋服などの買い物も、だいたい渋谷区内で完結しています。


いいなと思ったら応援しよう!