【参加者募集!】障害と”ともに”はたらく仕事のかたちを実装するソーシャルイノベーションの実践プログラム
Sibuya Scramble Labでは、それぞれのちがいをちからに変えながら、既存の価値観やあたりまえを疑って、社会の仕組みを変容させるイノベーションにつなげることを目的としています。ラボの立ち上げにおいては、中長期の構想・行政文化の変容・探索的な実証プロジェクトを柱に活動しています。
今回はその実証プロジェクトとして、精神・発達障害の雇用を足がかりにしつつ「障害と”ともに”はたらく、やわらかな仕事のかたち」をテーマに、ソーシャル・イノベーションの種を生み出すプログラムを実施します。そこで、約3ヶ月の実践の場に参加していただける方を募集します!
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以下、プロジェクトの詳細および今回の募集について、簡単にまとめています。ご関心ある方はぜひ、読んでいただけると幸いです
“ちがい”の混ざりあいから新たな働くの可能性をつくるために
ちがいとはなんでしょうか。さまざまな性の形、うまれた国やルーツ、定型的ではない発達や、心のバランスを崩している人。渋谷の目指す未来は「ちがいを、ちからに変えるまち」。
ある状態にあるひとを支援しよう、助けようはなんだか渋谷らしくありません。あらゆる状態の人が、それぞれのちがいを可能性に変えていく。ちがいの混ざり合いから、まだ見たことのないやり方が生まれること。そっちのほうが、渋谷らしい。
一人では働くことなんてできないはず。同僚・お客さん・取引先、たくさんの人と関係しながら働いています。
そんなそれぞれにとっての「働く」の視点が変わったら。働くことを通じて、組織のクリエイティビティが高まったり、自分自身のちがいや生き方が誇りになったり、他人への接し方がちょっと優しくなったりするかもしれません。
ワークライフバランスや、ダイバーシティ&インクルージョン、いろんな立場にある人の社会参加や、貧困格差。働くって、生きることに直結しています。まちの経済にだって、文化にだって、つながっています。
そんななか、今回は障害の境界を考えることを一つのテーマに置いてみます。
プロジェクトのテーマ:
障害と”ともに”はたらく、やわらかな仕事のかたち
うつ病やメンタルヘルスの問題も深刻化するなかで、誰もが生き生きとはたらくことの難しさを多かれ少なかれ感じています。
風邪で寝込んだり、出産や育児に追われたり、ある日事故にあってしまったり。ちょっとした息苦しさから、なんとなく気だるかったりすることだってある。
でも仕事の中では、「上司」や「部下」や「取引先」や、「行政職員」や「営業マン」といった役割を果たすことが重視されて、そんな個人のくらしのなかで、だれもが思うように働けない状況に直面することがある。
今回のテーマは、精神・発達障害の雇用でした。でも、障害がある・なしに関わらず、みんなそれなりの働きづらさを感じるときってあると思うんです。
そんな障害の境界線って実はあいまいです。それぞれの難しさをもっとやわらかに分かちあいながら、働くこともできるはず。
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今回のプロジェクトでは理想の世界を実現するための3つの問いを用意しました。以下の各問いのアイデアに対して渋谷区障害者就労支援センター ハートバレーしぶやなど、実際に存在する施設や場所・人々を実証フィールドとして想定しながら、提案をつくっていただきます。
クリエイティブなアプローチで、理想に共感して、ともにやわらかな仕事を実現してくださる方の応募をお待ちしています。
理想の実現に向けた、3つの問い
Q1. なめらかな自分自身の理解、まわりへのコミュニケーションを可能にするには?
障害者雇用の領域には「合理的配慮」という権利があります。障害のある本人が企業側や上司・同僚に対してどういう配慮をしてほしいのかを自分で伝える必要があります。
しかし、入社した直後の会社で、新しい人間関係の中で伝えていくことはそんなに簡単でしょうか。「こんなことを言って空気を悪くしないかな」「伝えることで嫌われたりしないだろうか」と思うのは、障害の有無にかかわらずだれもが同じ。
安心してして必要な状況をを伝える・意見を言えるための下地として、まずはチーム内での信頼関係を築き上げて行く必要があります。お互いにの状況を理解し合いながら、信頼を積み上げていくには?
Q2. 障害者のための仕事を用意する、という状況はどうしたらなくなる?
あなたが苦手な仕事は、誰かが得意な仕事かもしれません。一方で、個人の視点では、特定の仕事に意義を見出し楽しめる人もいます。
しかし、企業人事や現場の方も、どんな人にどんな仕事を頼めるのか、本人はどうしたいのか、ひとりひとり異なるためにやりがいを実感できる仕事のマッチングが難しい状況です。
『障害者だからこの仕事』ではなく、本来的には「この仕事があるからXXさんに頼みたい」「△△さんがいなければ困っちゃうよね」「私はこの仕事についてよかった」という状況を生み出すには?
Q3.個性が組織風土を変化させるドライバーとなるには?
精神・発障害者が働きやすい・成果を出しやすい組織風土は、だれにとっても働きやすいはずです。
しかし、一般的には採用・人事評価・配属の仕組みやプロセスなど、多くの企業の営みは健常者をベースにつくられ、維持されてきたもの。そのため、現状のルールに合わせて障害者が働くことが双方にとって難しいのは当たり前。
障害者とともにはたらくことをはじめ、それぞれの状況が転じて、組織文化にポジティブな影響をあたえられることを促進するには?
📅スケジュール
こんな方をお待ちしています!
今回のプロジェクトでは異なる3つのタイプの方を募集します
エントリー課題
エントリー条件および注意事項
オフライン(渋谷付近での開催を予定)での全日程に参加できること
エントリーフォームを期日までに記入・提出すること
参加に当たり、PC・インターネット環境を用意できること
オンラインツールは、discord(通話ツール)/miro(ホワイトボードツール)などの利用を想定しております。
プログラム参加は無料ですが参加にかかる交通費・通信費・設備費用等についてはご自身で負担いただきます
※エントリー時に提出いただいた内容を基に審査します。合格通知は3月1日以降を目処に、応募フォームに登録いただいたメールアドレス宛にご連絡します。
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Shibuya Scramble Labとは?
ちがいをちからに変えるラボ、Shibuya Scramble Lab(仮称)では、「ちがいが起こす挑戦で、未来の選択肢をつくる。」をミッションに、新しい価値観や眼差しを⾒つけ出し、共に実践していくための実験場です
https://note.com/shibuya_lab
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