サーモンランを上手くなるための情報収集力について
こんにちは、はりゅうです。🐉
前回、サーモンランをプレイする上で大事な要素「判断力」について書かせてもらいました。
思ったより好評でびっくりしたと同時に「高難易度になるにつれて何をしたらいいか分からなくなる」ことに対して悩んでいる人が意外といるのかも?と思いました。
以前、FFの方がでんせつ200帯ぐらいのプレイ動画を上げていた時に「おおむね自分も同じ動きをするな🤔」と感じたことがあります。では、やるべきことは同じなのに高難易度になってくると動きが悪くなりクリアが安定しなくなってくるのはなぜでしょうか?その原因は、プレイ中の判断力を大きく支えている「情報収集力」「情報処理力」にかかっています。今日は、その2点について書いてみました。
何も情報がない中では判断ができない。まずは情報を集めるところから
例えば、今日の夕ご飯何にしよう?と思った時にみなさんはどう動きますか?まぁ適当に外食でも行くか、って考える人もいれば、冷蔵庫に入っている在庫を見たりスーパーでぶらぶらしながら特売品ないかな~って探す人もいると思います。
この「外食で行く店を探す」「冷蔵庫の中にある食材を見る」「スーパーで食品を探す」が、情報を集める行為になります。
サーモンランでも同じ行為がありますね。
・オオモノがどこにどれくらい湧いているかを探す「索敵」
・ラッシュやグリルのターゲットになっている人が誰かを「確認」する
・金イクラがどこにあるか?タマヒロイの進行ルートはどこか?
など、ゲーム中に得られる情報は多々あります。違うのは、その情報を拾えているか、逃したまま状況が進んでいるかどうかです。情報を集める速度が早ければ早いほど対策を打つスピードも変わってきます。
情報を集める力が危険度にあってないと、別方向のオオモノに気付かず処理が遅れたり、タマヒロイを逃してしまっていて納品不足になったりします。また、ラッシュやグリルのタゲ変に気づかずにデスしてしまうケースも増えるかもしれませんね。素早い処理や効率よく納品を進めていくには、まずは情報を集める力をつけるのが大事になってきます。
方法としては
・視点を横や縦に動かすタイミングを増やす
・オオモノ出現時のほら貝音を聞いたら索敵をする
・オオモノ特有の音を知っておいて、音で新しく湧いたオオモノや、オオモノの動きを把握していく
などですね。急に情報を集めようとすると、むしろそっちがメインになって肝心の処理や納品行動が疎かになってしまうので少しずつ慣らしていくのがいいと思います。
たくさんある情報の中で一番大事なのは?情報に優劣をつけていく
では全ての情報を拾えることができたら最適な行動をとることができるでしょうか?おそらく難しいのではないでしょうか。というか、多くのアルバイターがつまずいているのって実はここなんじゃないかと思ったりしてます。
なんか湧きめっちゃきついのは分かったけどどれから手を付けたらいいか分からない!ノルマ足りなさそうだけどイクラはどうやって集めよう?あたふたしてる間に状況は良くならずworks over…なんてことは誰しも経験があるのかなーと。
先ほどの夕ご飯の例で言うと、「明日の日中ゲームするから、できたら明日の昼まで持つ奴がいいなー」と思いながら冷蔵庫開けたら「じゃがいも」「にんじん」「牛のブロック肉」「カレールー」があったら…?きっとカレーになるはずです(笑)
外食に関しても同様で、いろんな店が見つかった時に何が食べたいのかを自分で決めてないと「まぁどこでもいいや」ってなるはずです。でも、あんまり財布にお金ないから高いところは行けないけどラーメン食べたいなぁって時に高級寿司店は行かないですよね?自分の中で明確に情報を整理する基準があると、物事を選びやすいはずです。
こちらもサーモンランでも同じことが言えます。2方向からオオモノが湧いている時に、
右側からはモグラテッパンダイバー
左側からはカタパタワーテッキュウ
が湧いてたら、右側は一旦後回しにして左側の処理を優先しますね。
残り45秒付近でコンテナ周りにイクラがたくさんあってローラーがそばにいて、海岸からタワーが2本湧いてて自分がジェットスイーパーを持っていたら納品よりタワー処理を優先した方が全体の動きは良くなります。
・右側のオオモノ対応<左側のオオモノ対応
・コンテナ周りで納品をする<海岸のタワー処理
2つの行動の中でどちらがより重要か優劣をつけて順序だてて動いていくことが重要になります。実際のプレイではもっと複雑な情報が絡み合う中で優劣をつけていく必要があります。この優劣をつける行為がとても大事で、上手い人ほどより重要な行動を素早く選択しています。カタパにボムを入れようとしたけどモグラのタゲになっていることに気付いたから避けるのを優先するとか、ハシラの処理をしている間にコウモリが雨弾を撃ってきたからハシラを後回しにしてコウモリを処理するとか。ここの優先順位がうまくつかずに「目の前のできることをやろう!」と動いていると…取り返しのつかない状況になっているかもしれませんね。
瞬時に判断するためには?知る→動くのスピードを速くするコツ
では、上手い人は全ての情報を拾って瞬時に整理し、最適な行動をとっているのでしょうか?もちろんそれができる人もいるかもしれませんがごく少数です。多くの人は情報収集→整理→判断の流れの中で、考えずに動ける行動を増やしているはずです。つまり、情報に対して反射して動けるようにしているということです。
道路を渡っている時に車がクラクションを鳴らしながら自分で向かっている状況で「あー車が突っ込んでくるなー、このままだと危険だなー、じゃあ後ろに下がろう!」なんてのんきに判断してる余裕はないはずです(笑)きっと反射して動いているはずです。
サーモンランにおいて瞬時に動きたい場面はいくつもあります。ではそれができるようになるためにはどうすればいいのか?1つの動き方として「この状況になったら一刻を争う事態なので、考える間もなくこうする」と決めておいて、何回もその状況になった時に早く判断して動けるように鍛えていくのをおすすめします。
・害悪オオモノが複数空いていたらSPを使う
・残り60秒になったらタマヒロイの進行方向を見る
・残り20秒になったら処理を辞めて納品を優先する
など、あらかじめ決めごとをしておいて、情報を拾える状況になった時に瞬時に行動できるようにしておくのが大事です。上手い人が「慣れ」と言っているのはこれになりますね。
高難易度でも安定して処理や納品を進めていくためには、情報を拾いつつ無意識に動ける行動パターンを寄り増やしていくのがカギになります。情報を整理していくのではなくて、情報を拾った時に考えなくても手が動いている状況を作っています。
高難易度になってくるといろんな情報が飛び交っていて迷うこともありますが、実際に本当に押さえないといけないポイントって限られるんですよね。まずは、そこを瞬時に動けるようにすることで無駄のない時間を減らしていって、その分落ち着いて今できることをしていくのが良いと思います。
慣れを増やしていくには?普段から自分で動きの決めごとをしておいて、何回も体感を積んでいくうちに体に馴染んでいって自然とできるようになるのが一番だと思っています。地道な作業ですが、それができた時に普段よりも高いレートをクリアできるかもしれませんね。
ではでは。