Netflix、初のアップフロントシーズンが終了/広告プランの月間アクティブユーザーは1,000万人に増加
ネットフリックスは今年初めてアップフロントを開催し、無事終了を迎えた。イベントでは広告プランのアクティブユーザー数が全世界で500万人を超えたと発表。
初めてのアップフロントでは、ネットフリックスはほぼ主要なエージェンシーなどとの契約を取り付け、ストリーミング業界における最高水準の価格帯であったと伝えられている。
ネットフリックスの広告プランは2022年11月に開始し、まだ日が浅いが、『ネットフリックスは最初の6ヶ月の間は基本的なことに取り組んできた』と、グローバル広告責任者のジェレミ氏がプレゼンで話した。
『例えば、地域、年齢、性別のターゲティング、サードパーティ計測、ブランドにとって最適なメカニズムの導入に注力しました』
今回のアップフロントでは、自動車、CPG、小売を含むすべての主要な広告業種カテゴリからの出稿を取り付けた。
またネットフリックスは新たなタイトルとスポンサーシップをいくつか発表し、2023年から2024年のほぼすべての広告在庫を埋めた。
また、広告付きプランにおける、月額費用と広告を通じた1人あたりの収益性は、スタンダードプランを上回ったとしている。
この広告付きプランは、現在12の国・マーケットで導入されているが、それらの地域におけるネットフリックス新規加入者の4分の1が広告付きプランを選択しており、この広告付きプラン視聴の80%近くがテレビデバイスを通じたものだと説明した