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シブコネ(木曜) 2024/1205

2024年12月05日(木)10:00-11:00放送
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渋谷の街、渋谷に関わるあなたとつながる1時間です。
【パーソナリティー】島田 亜紀恵
https://x.com/akkkie1?s=21
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<番組概要>
◯ コーナー①:「見る・出会う・体験する はじめてのデフリンピックin渋谷」特集!!
ゲスト
渋谷区 学びとスポーツ課 パラスポーツ推進係 係長 小倉 のぞみさん

「見る・出会う・体験する はじめてのデフリンピックin渋谷」
区役所本庁舎15階スペース428にて、常設展示は、12月9日(月曜日)の平日8時30分から午後5時まで、12月7日(土曜日)のみ、12時から午後5時まで見ることができます。
12月7日(土曜日)は、午前10時30分から、「ダイアログ・イン・サイレンス Showcase in 渋谷」午後1時から「デフスポーツ紙芝居」と「お笑い手話ライブ」、そして「~デフリンピック、手話で応援~初めての手話に触れてみよう」が行われます。
体験会とトークイベントは、申し込みが必要です。渋谷区のウェブサイトをご覧ください。
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/

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◯ コーナー②:SHIBUYAで防災
ゲスト
株式会社サイボウ 小熊 禅さん
本日のテーマは「年末だからチェックしよう!お家の防災用品」

【非常食・保存水】
まずは非常食や保存水の賞味期限のチェックをお願いします。
賞味期限が間近でしたら食べていただいて、入れ替えをご検討いただければと思います。特に、非常用持ち出し袋などに入れっぱなしになっている長期保存食については忘れがちですので、どうぞチェックをお願いします。
また、最近では普段使いのレトルト食品などを「ローリングストック」して備えていただいている方も多いかと思いますが、一般的なレトルト食品の賞味期限は1年程度の物が多いため、気がつくと切れていたりすると思います。
我が家でもよくあるのですが、普段あまり食べないけど、バリエーションを揃えようと思って買った物なんかは気がつくと切れていたりします。あと、ちょっとお高いと思って大事にしていたりすると切れてしまったり…
そんなわけで、年末の大掃除などとあわせて、ぜひ備蓄食料品の賞味期限のチェックをしていただきたいと思います。
備蓄用の食品ですが、非常食も最近は美味しい物も増えておりますので、普段の食事と変わりないものも備蓄することが可能です。
主食やおかずといったメインの食事の他に、お菓子類なども最近では多く販売されておりますので、こういった物も何食分か入れておいていただけると、いざというときに役に立ったりします。
また、災害当初はライフラインが機能しなくなっている可能性もありますので、味の好みでお選びいただくほかに、調理不要で食べられる非常食も何食分か備えていただけるとご安心いただけるのではないかと思います。
ちなみに、賞味期限を過ぎていたら、すぐに食べられなくなるわけではありませんので、あくまで自己責任にはなってしまうのですが、試しにお食べいただくのも良いかと思います。

【モバイルバッテリー・手回し充電器】
次にチェックしていただきたいのが、モバイルバッテリーや非常用持ち出し袋のセットによく入っている手回し充電器です。
モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、経年で劣化しやすくなっています。
ちょくちょくニュースになっているのでご覧になった方も多いと思いますが、古くなると中で気体が発生して膨らんで、ケースの中から飛び出したりします。
最悪、発火する可能性もありますので、ぜひこのチェックはお願いしたいと思います。
また、バッテリーについては、長い間、充電をしていないと「過放電」という状態になり、新しく充電ができなくなるなど、見た目ではわからない劣化もあります。
そこで、備蓄しているバッテリーがちゃんと使えるかどうか、ぜひチェックをお願いします。
また、最近のスマートフォンは「一定の電力が一定時間続かないと充電機能がオンにならない」という仕様の物が増えているため、手回し充電器などにもバッテリーが入っており、経年でこれが劣化していたりする場合があります。
キチンと充放電ができるか、ぜひチェックをお願いいたします。
ちなみに、最近では10年の保存ができる長期保存の電池なども簡単に手に入るようになってきていますので、バッテリーではなく乾電池で使える物を備えていただいた方が、災害時に確実に使用できるのではないかと思います。
特に停電になってしまうとインターネット網は寸断されてしまうため、情報はラジオ頼みになるというケースも考えられます。
その場合は、ラジオだけというラジオ専用機と長期保存の電池が最も活躍すると思いますので、ぜひ一家に一台はラジオ専用機と電池を備えていただければと思います。
なぜラジオ専用機をオススメするのかというと、消費電力が非常に小さいため、使う電池量が極端に少なくて済むためです。
機種によっては単三電池2本で300時間以上の受信ができるタイプなどがあるため、24時間かけっぱなしにしていても10日間以上も聞き続けることができたりします。
そういった意味でも、やはりラジオに関しては専用機と電池で備えていただきたいと思います。

【除菌用品・衛生用品】
近年は備蓄品として「除菌用品・衛生用品」を備えていただいている方も多いかと思います。
これらも長期保存品が多くありますが、保管いただく環境によっては、ウエットティッシュなどは早めに乾燥してしまったりするケースがあります。
また、高温環境下ですと除菌剤の性能が低下してしまったりする場合もありますので、ぜひ、チェックをお願いしたいと思います。
高分子吸収剤を使っている簡易トイレなどの衛生用品につきましても、明確な保存期間は定められていませんが、多くの場合、7年目ぐらいから緩やかに吸収性能が下がっていきますので、できましたらこれくらいの保存期間を目安に買い換えをお考えいただければと思います。
塩素を含む除菌剤については、経年での劣化が早めに発生するため、できれば1年ごとに交換をお願いしたいと思います。
特に、薄めて作った溶剤などは、光に当たると急激に塩素が分解されてしまいますので、作ったら早めに使い切るようにしていただければと思います。

【消火器】
消火に役立つ消火器ですが、ご家庭でも備えていらっしゃるという方も多いと思います。
ただ、その消火器、実は使用期限があるというのはあまり知られていないのではないでしょうか?
ご家庭用のスプレー式などの簡易消火器ですと、使用期限は缶などのパッケージに記載されています。
また、よくマンションや職場などに備えられております比較的大きめの消火器につきましても「標準使用期限」が本体に記載されています。
万が一、使用期限が書かれていなかったり、消えてしまっている物がありましたら、多くの場合で製造から約10年程度が使用期限となっておりますので、こちらを目安に交換などをして頂ければと思います。
なお、消火器の処分に尽きましては、製造メーカーに問い合わせ頂くか、お近くのホームセンターなどでも回収を行っている場合がありますので、ご相談頂ければと思います。
また、集合住宅などの場合は管理会社によって管理されていますので、私たちのような防災関連の業者が対応しております。
もし古い消火器などを見つけることがありましたら、管理会社にご連絡をいただければと思います。
ちなみに、古い消火器の中には、今はあまり一般的ではない「加圧式消火器」の場合があります。
この加圧式消火器は、使用する際に内部に一気にガスを発生させ、その圧力で消化剤を噴霧するタイプのものになります。
この加圧の際、容器がサビなどで劣化していると容器自体が破裂し、使っている人が大ケガをすることがあります。
もしそのタイプの消火器でしたら、できるだけ早めに交換することをオススメします。
現在では常時圧力がかかっている「蓄圧式消火器」が一般的になっています。
蓄圧式の場合、万が一、消火器容器がサビ劣化した場合でも、そこから圧力が漏れることによって容器の破裂を防ぐ仕組みになっています。


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<本日の選曲情報>
♪Jack Johnson『Breakdown』(03’32”)
♪ポルノグラフィティ『Mugen』(04’14”)
♪Ella Fitzgerald『楽しいクリスマスを』(02’58”)

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