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シブコネ(木曜) 2024/0829

2024年8月29日(木)10:00-11:00放送
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渋谷の街、渋谷に関わるあなたとつながる1時間です。
【パーソナリティー】島田 亜紀恵
https://x.com/akkkie1?s=21
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<番組概要>
◯ コーナー①:台風10号の情報と、台風への備えについて。

◯台風に備え、鉄道各社では対応を発表していきます。
→渋谷区防災アプリから渋谷を通る鉄道会社の対応をお知らせ。

※新幹線、空の便も運休/欠航や遅延の可能性があることが発表されています。
利用する予定がある方は早めの確認、予定変更をお願いします。


◯台風接近時に注意したいこと
・台風接近時の外出は控えましょう。
・夜間に雨風が強くなる可能性がある時は、早めに、明るいうちに安心できる場所に移動できると安心です。
・土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、強風に注意・警戒してください。
・特に、渋谷川など河川の周辺、地下街、地下室、地下車庫、山谷(さんや)架道橋や渋谷駅周辺のアンダーパス部分の道路では、浸水・冠水の危険性が高くなりますので注意が必要です。
・近くに河川はありませんか?見に行ってはいけません!
渋谷川の情報はこちら↓(東京都 水防災総合情報システム(建設局河川部)提供)
https://www.kasen-suibo.metro.tokyo.lg.jp/im/uryosuii/tsim0105g_508001.html
※氾濫発生水位:6.08m 氾濫危険水位:4.19m


◯家のまわりや家の中の点検
・風でとばされそうなものはありませんか?植木鉢、自転車、扉など、家の中にしまったり、固定したり、しましょう。
・側溝、排水溝、といに葉っぱやゴミが溜まっていると水が流れず、浸水・冠水の原因になります。掃除をしておきましょう。
・また暴風雨に備え、雨戸などでしっかりと戸締りをしましょう。
・懐中電灯や携帯ラジオ(電池)、スマートフォン用モバイルバッテリーなどを用意しておきましょう。


◯情報を入手するツールをいくつか準備しておきましょう
・住んでいる場所や通っている場所の最新情報を得る方法をいくつか用意しておきましょう!
・テレビやインターネット、ラジオなど、停電しても情報を得られるように、乾電池やモバイルバッテリーがあると安心です。
・渋谷区では→渋谷区の公式ウェブサイト「渋谷区ポータル」や、渋谷区の防災情報をお知らせするウェブサイト「渋谷区防災ポータル」、「渋谷区防災アプリ」、「しぶや安全・安心メール」。
https://bosai.city.shibuya.tokyo.jp/
・渋谷のラジオが聴ける、防災通知機能付きアプリ「Radimo」でも、渋谷区の警報や注意報などの情報をリアルタイムで受信できます。


◯さらに具体的な台風への備え
→6月に放送した「シブコネ」の「SHIBUYAで防災」コーナーで小熊さん(株式会社サイボウ)に教えていただいたことを復習!

被害をなるべく小さくするために、今のうちにチェックしておきましょう!

【ハザードマップの確認】
お住まいの地域や勤務先などのハザードマップを確認していただければと思います。
マップを見ていただくときは、自宅や近くの避難所などが警戒地域などになっていないかだけでなく、そこに行くまでに通る道なども注意してください。
ただ、ハザードマップは想定している災害の規模にあわせて設定されているため、想定外の規模の災害が発生した場合などは、役に立たないケースもあります。
特に、被害状況は時間とともに変わっていきますので、ハザードマップに記載されている危険地域は避けつつ、状況に応じて判断が必要となりますので、災害発生時には冷静な対応をしていただければと思います。
ご利用いただくハザードマップですが、各自治体のホームページや防災アプリなどがありますが、国道交通省がハザードマップのポータルサイト「重ねるハザードマップ」というものを開設しておりますので、こちらをご覧いただいても良いかと思います。
GPSと連動して自分の位置を素早く見つけることもできますし、土砂災害だけでなく、様々な災害を想定した物もまとめて表示できるので、非常に便利です。ぜひ一度見てみていただければと思います。

【土のう・水のう】
水害というと、まず最初に思い浮かぶのは土のうなどの水の侵入を防ぐアイテムではないでしょうか。
家やお店などの入り口に並べて水が入ってこないように対策しているところを、TVなどで一度はご覧になったことがあるかと思います。
自治体などによっては、水害時に土のうを配布するといったところもあり、水害対策用品で最もポピュラーなアイテムです。
1枚あたり数十円で買えますので非常にコストパフォーマンスが良いのも定番の商品の一つになる理由かと思います。
使い方としては、土や砂を袋に詰めて水が浸入してきそうなところに設置するだけなのですが、土のうに入れる砂や土などが簡単に手に入る地方と違い、渋谷などの都会では、中に入れる物の入手性が悪くて使えないというケースも多いかと思います。

そこで、最近では水を入れて使う「水のう」や、水を吸収させて使う「給水土のう」と言った物も出てきております。
これなら土や砂が無い都会でもすぐに使うことができます。

まず「水のう」ですが、これは、その名の通り中に水を入れて使う土のうです。
土のうと水のうの違いは、もちろん中に入れる物の違いもあるのですが、もう一つ大きな違いは「変形するかしないか」になります。
土のうは袋自体にある程度の伸縮性があることもあり、変形しやすいため、土のうを重ねただけで、かなりの水の浸入を防ぐことができます。
それに対して水のうは変形しにくいので、水のうを積み上げただけでは水の浸入が防げないため、一般的にはブルーシートや専用の防水クッションなどと組み合わせて使用します。
基本的な使い方としては、まず最初に、設置場所へ防水シートを敷き、それを水のうで固定して水の浸入を防ぐというものになります。

吸水土のうは、これもまたその名の通り水を吸水させて使用します。
中身はオムツなどに使われている高分子吸収体で、1袋でかなりの水を吸い込みます。
また、まさに目の前にある水で膨らむため、とても使いやすい反面、水のうほどではないにしろ変形はしにくいので、ブルーシートなどと組み合わせて使っていただいた方が安心です。
使用後ですが、水のうや土のうは中に入れた物を捨ててしまえば簡単に処分できますが、吸水タイプのものは捨てる前に乾燥させる必要があるので、そこが不便な点です。
乾燥させる際の気温などにもよりますが、早くても数日、長いと一週間以上かかったりしますので、その間ずっと干していなければいけないのがネックです。
メーカーによっては振りかけることで排水を促す処分用排水剤なんかも一緒に売ってたりしますのでご検討いただければと思います。

【ブルーシート】
なじみの無い方も多いかと思いますが、災害発生時に非常に役立つのがブルーシートです。

純粋に水の侵入を防ぐのにも使えますし、これを下に敷いていただければ、濡れた地面でも濡れずに過ごすことが可能です。また、被災地の映像などでご覧になることも多いかと思いますが、屋根や壁の応急処置にも使用できますので、自宅に何枚か備えていただくと良いかと思います。
ちなみに、ブルーシートには「番手」という番号がありまして、この数字が大きいほどシートの厚さが厚くなります。
1000番程度ですとかなり薄手の物になりますので、可能であれば3000番ぐらいの番手の物を備蓄していただければと思います。

【給水袋】
水害のイヤな点の一つは、水で発生する災害なのに断水が発生しやすいため、飲み水の確保が難しくなる点じゃないかと思います。
しかも、復旧に上下水道の補修が必要となるケースが多く、断水が長期化しやすいため、備蓄の水だけでは足りなくなるケースがほとんどじゃないかと思います。

そうなった場合、水は自治体が各地に派遣する給水車に頼るしかなくなりますので、そこから水を運ぶための「給水袋」をいくつか備えていただきたいと思います。
お安い物ですと100円ショップなどでも売っていたりしますが、持ち手がチープで重い物を長い時間運ぶのには向いていなかったり、本当に水を汲むだけで保管ができない物があったりしますのでご注意ください。
また水対策用品については、水をくみ置きするためのポリタンクのような物と、給水施設から水を運んでくる物の二つのタイプを備蓄していただくのをオススメします。
ただ、飲料水を入れていただくのであれば、食品衛生法に合致した物が必要になりますので、購入の際はその点をご注意ください。

【除菌剤やマスクなどの衛生用品】
水害が他の災害と大きく違うのは、発生後に衛生状況が悪くなりやすいという事ではないでしょうか。
水や電気が使えなくなることで食べ物なども腐りやすくなりますし、十分に手や体を洗えないため衛生状況を保つのが非常に難しくなります。
また、流されてきた土砂自体が衛生的ではありませんし、乾燥すると粉塵の原因にもなります。

そこで、衛生用品や普段使っている衛生用品を備蓄していただければと思います。
特に、塩素系の除菌剤は菌類だけでなくウィルスにも有効なので、衛生状態を保つのに役立ちます。
マスクも、粉塵対策のほか、水害時に発生しやすいノロウィルスや、避難所内でのコロナウィルス対策としても必須になっていますので、ぜひ多めに備蓄していただければと思います。
特に、マスクについては個包装になったものを備蓄していただくことをおすすめします。

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◯ コーナー②:しぶやボランティアセンター
ゲスト しぶやボランティアセンター センター長の池畑雄太さん

しぶやボランティアセンター」ってどんなところ?
http://vcshibuya.jp/

◯2024 夏・体験ボランティア
https://vcshibuya.jp/2024summer/
敬老の日に向けた(ハガキ)プログラム、清掃プログラムはまだまだ参加OK

◯秋予定のプログラムを紹介
※傾聴ボランティア講座
※防災まちあるき

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<本日の選曲情報>
♪Niall Horan『This Town』(03’52”)
♪aiko『blue』(04’03”)
♪かせきさいだぁ『午後のパノラマ』(04’16”)
♪かりゆし58『夏草恋歌』(03’51”)

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