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シブコネ(木曜) 2025/0206
2025年2月6日(木)10:00-11:00放送
00:00 | 00:00
渋谷の街、渋谷に関わるあなたとつながる1時間です。
【パーソナリティー】島田 亜紀恵
https://x.com/akkkie1?s=21
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<番組概要>
◯ コーナー①:渋谷税務署 確定申告について!
ゲスト
渋谷税務署の前野さん
・e-Tax
・事前準備について
・申告書作成会場について
・LINEを使った入場整理券発行
などについてお話し頂きました!
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◯ コーナー②:SHIBUYAで防災 今日のテーマは「お子さんがいる家庭の防災の備え」
ゲスト
株式会社サイボウ 小熊 禅さん
<乳児の場合> お子さんが非難された際に必要となる「おむつ」「粉ミルク」は、導入を進めている自治体も増えては来ていますが、決して多いとは言えないのが実状です。 元々、メーカーでも備蓄に使える長期保存商品を作っていないため、それぞれ、一般商品を少しだけ備蓄しているにとどまっています。 粉ミルクは元々の保存期間が未開封の物で製造から2年程度ということで、こちらをそのまま備蓄して頂くケースもありますが、よほど大きな自治体でないと備蓄されていません。 また、最近では比較的長期間の保存が可能な液体ミルクができたことで、これを備蓄する自治体も増えてきておりますが、まだまだ一部の自治体での取り組みですので、多くの自治体では、よくて粉ミルク、本当に一部の自治体で液体ミルクを備蓄しているというのが実状です。 この点については、やはりご家庭での備蓄頼みになってしまうケースの方が多いため、ぜひ備えていただければと思います。 また、おむつについてはメーカーでも正確な使用期限などは設けていませんが、だいたい製造から2年程度で使用して欲しいということで、特別な長期保存タイプなどは作られていないため、この備蓄もまた一部の自治体に留まっています。 そのため、弊社のような防災会社が一般的な商品を仕入れ、少しでも長期保存ができるようにアルミフィルムのパッケージに入れ直すなどして備蓄しているケースがありますが、こういった自治体は珍しく、多くの場合は備蓄されていないか、備蓄されていても数量はかなり少ないと思っていただければと思います。 反面、進んでいる自治体では、使い捨ての哺乳瓶や簡易設置タイプの授乳スペース、ベビーベッドまで備えているところもありますので、可能であれば、どのような備蓄をしているのか最寄りの自治体まで問い合わせて頂くと良いかと思います。 ご家庭でできる備蓄品としては、やはり粉ミルクとおむつを、ある程度の量を備えて頂くということと、水害などで水が使えない可能性がありますので、すぐに飲める「液体ミルク」の備蓄もある程度して頂く必要があるかと思います。 備蓄用の液体ミルクも半年~1年程度の保管がきく物になっていますので、可能でしたらローリングストックして頂くと良いかと思います。 <幼児の場合> 乳児に比べ、幼児用の備蓄はほぼ無いと思っていただいて良いです。 離乳食の備蓄は聞いたことが無いため、もし災害時に備蓄品で食べられるものと言えば、高齢者用に備えている「おかゆ」などしか無い状況です。 これですと、栄養的には全く不足してしまうので、離乳食を食べる年齢のお子さんがいらっしゃる方は、なるべくレトルトの離乳食などを多めに備えていただくと良いかと思います。 こちらについても、普段使いの物を多めにストックしておいて、消費した分だけ補充するというローリングストックをしていただき、非常時にはそれを持ち出せるようにするなどの工夫が必要になってくるかと思います。 ちなみに、最近は備蓄品でもレトルトのご飯物などが増えていますので、最悪の場合はこれに水を追加して離乳食のように食べて頂くという方法もあります。 ただ、具材などは細かく刻まれていませんので、可能でしたら、やはりレトルトの離乳食を普段から備蓄して頂いた方が良いかと思います。 <幼稚園から小学生の場合> 災害時のストレスで体調を壊すお子さんが多いので、食事については少しでも食べられるように消化に良いものや、すぐに食べられるお菓子類を多めに備蓄するようお願いいたします。 最近ではお菓子類の長期保存タイプも増えてきていますので、そういった物も検討頂くと良いかと思います。 また、もしお好きなおかず類や食べ物がありましたら、そういった物のを多めに備えて頂いて、環境が変わっても好きな物が食べられるという状況にしていただけるように準備して頂くと良いかと思います。 大人以上に環境の変化には弱いので、食事だけはできるだけ普段の物に近い物を備蓄されることをオススメします。 サンプルとしてお送りしましたのは、赤ちゃんからお食べいただける「ハイハイン」の長期保存版と、お子さんでも食べやすいお菓子類となります。 こういった物の備蓄もぜひご検討いただければと思います。 <衛生用品について> 水が満足に使えない状況の場合、衛生状況が悪くなりますので抵抗力の低いお子さんのために衛生用品は多めに備蓄していただくとよいかと思います。 特に、お子さんは遊んでいて手を汚してしまったりするケースが多いかと思いますので、除菌のウエットティッシュや除菌スプレーなどは多めに備えて頂ければと思います。 昨今は避難所でもコロナウイルス対策が進められていますが、大半が大人を対象とした物のため、こども用品というのは、まだまだ少ない状況です。 特に、自治体でもマスクの備蓄を増やしていたりしますが、こども用の小さいタイプは備蓄されていないため、こういったものは自分で備えておくしかないという状況です。 <防寒・熱中症対策について> お子さんは体が小さいため、外気温の影響を受けやすいです。 寒さ対策として、小型でも構いませんので毛布などを入れておいて頂いたり、暑さ対策として熱中症予防品のクールタオルなどをあわせて備えて頂けると安心頂けるかと思います。 その他、年齢にかかわらず、お気に入りの本をもう一冊買って備蓄品と一緒に入れて頂いたり、トランプなどのかさばらないカードゲームなど、少しでも気が紛れる物を備えて頂くと、少しは安心して避難できるかと思いますので、こういった娯楽品についても備えて頂くと良いかと思います。 お子さんは数年で必要となる物が全く違ってしまいますので、できましたら毎年、備蓄品の見直しをしていただいて、そのときに必要な物に入れ替えをして頂ければと思います。
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<本日の選曲情報>
♪EXILE『Pure』(04’10”)
♪安室奈美恵『Baby Don't Cry』(5’22”)
♪スピッツ『雪風』(03’12”)
【パーソナリティー】島田 亜紀恵
https://x.com/akkkie1?s=21
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<番組概要>
◯ コーナー①:渋谷税務署 確定申告について!
ゲスト
渋谷税務署の前野さん
・e-Tax
・事前準備について
・申告書作成会場について
・LINEを使った入場整理券発行
などについてお話し頂きました!
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◯ コーナー②:SHIBUYAで防災 今日のテーマは「お子さんがいる家庭の防災の備え」
ゲスト
株式会社サイボウ 小熊 禅さん
<乳児の場合> お子さんが非難された際に必要となる「おむつ」「粉ミルク」は、導入を進めている自治体も増えては来ていますが、決して多いとは言えないのが実状です。 元々、メーカーでも備蓄に使える長期保存商品を作っていないため、それぞれ、一般商品を少しだけ備蓄しているにとどまっています。 粉ミルクは元々の保存期間が未開封の物で製造から2年程度ということで、こちらをそのまま備蓄して頂くケースもありますが、よほど大きな自治体でないと備蓄されていません。 また、最近では比較的長期間の保存が可能な液体ミルクができたことで、これを備蓄する自治体も増えてきておりますが、まだまだ一部の自治体での取り組みですので、多くの自治体では、よくて粉ミルク、本当に一部の自治体で液体ミルクを備蓄しているというのが実状です。 この点については、やはりご家庭での備蓄頼みになってしまうケースの方が多いため、ぜひ備えていただければと思います。 また、おむつについてはメーカーでも正確な使用期限などは設けていませんが、だいたい製造から2年程度で使用して欲しいということで、特別な長期保存タイプなどは作られていないため、この備蓄もまた一部の自治体に留まっています。 そのため、弊社のような防災会社が一般的な商品を仕入れ、少しでも長期保存ができるようにアルミフィルムのパッケージに入れ直すなどして備蓄しているケースがありますが、こういった自治体は珍しく、多くの場合は備蓄されていないか、備蓄されていても数量はかなり少ないと思っていただければと思います。 反面、進んでいる自治体では、使い捨ての哺乳瓶や簡易設置タイプの授乳スペース、ベビーベッドまで備えているところもありますので、可能であれば、どのような備蓄をしているのか最寄りの自治体まで問い合わせて頂くと良いかと思います。 ご家庭でできる備蓄品としては、やはり粉ミルクとおむつを、ある程度の量を備えて頂くということと、水害などで水が使えない可能性がありますので、すぐに飲める「液体ミルク」の備蓄もある程度して頂く必要があるかと思います。 備蓄用の液体ミルクも半年~1年程度の保管がきく物になっていますので、可能でしたらローリングストックして頂くと良いかと思います。 <幼児の場合> 乳児に比べ、幼児用の備蓄はほぼ無いと思っていただいて良いです。 離乳食の備蓄は聞いたことが無いため、もし災害時に備蓄品で食べられるものと言えば、高齢者用に備えている「おかゆ」などしか無い状況です。 これですと、栄養的には全く不足してしまうので、離乳食を食べる年齢のお子さんがいらっしゃる方は、なるべくレトルトの離乳食などを多めに備えていただくと良いかと思います。 こちらについても、普段使いの物を多めにストックしておいて、消費した分だけ補充するというローリングストックをしていただき、非常時にはそれを持ち出せるようにするなどの工夫が必要になってくるかと思います。 ちなみに、最近は備蓄品でもレトルトのご飯物などが増えていますので、最悪の場合はこれに水を追加して離乳食のように食べて頂くという方法もあります。 ただ、具材などは細かく刻まれていませんので、可能でしたら、やはりレトルトの離乳食を普段から備蓄して頂いた方が良いかと思います。 <幼稚園から小学生の場合> 災害時のストレスで体調を壊すお子さんが多いので、食事については少しでも食べられるように消化に良いものや、すぐに食べられるお菓子類を多めに備蓄するようお願いいたします。 最近ではお菓子類の長期保存タイプも増えてきていますので、そういった物も検討頂くと良いかと思います。 また、もしお好きなおかず類や食べ物がありましたら、そういった物のを多めに備えて頂いて、環境が変わっても好きな物が食べられるという状況にしていただけるように準備して頂くと良いかと思います。 大人以上に環境の変化には弱いので、食事だけはできるだけ普段の物に近い物を備蓄されることをオススメします。 サンプルとしてお送りしましたのは、赤ちゃんからお食べいただける「ハイハイン」の長期保存版と、お子さんでも食べやすいお菓子類となります。 こういった物の備蓄もぜひご検討いただければと思います。 <衛生用品について> 水が満足に使えない状況の場合、衛生状況が悪くなりますので抵抗力の低いお子さんのために衛生用品は多めに備蓄していただくとよいかと思います。 特に、お子さんは遊んでいて手を汚してしまったりするケースが多いかと思いますので、除菌のウエットティッシュや除菌スプレーなどは多めに備えて頂ければと思います。 昨今は避難所でもコロナウイルス対策が進められていますが、大半が大人を対象とした物のため、こども用品というのは、まだまだ少ない状況です。 特に、自治体でもマスクの備蓄を増やしていたりしますが、こども用の小さいタイプは備蓄されていないため、こういったものは自分で備えておくしかないという状況です。 <防寒・熱中症対策について> お子さんは体が小さいため、外気温の影響を受けやすいです。 寒さ対策として、小型でも構いませんので毛布などを入れておいて頂いたり、暑さ対策として熱中症予防品のクールタオルなどをあわせて備えて頂けると安心頂けるかと思います。 その他、年齢にかかわらず、お気に入りの本をもう一冊買って備蓄品と一緒に入れて頂いたり、トランプなどのかさばらないカードゲームなど、少しでも気が紛れる物を備えて頂くと、少しは安心して避難できるかと思いますので、こういった娯楽品についても備えて頂くと良いかと思います。 お子さんは数年で必要となる物が全く違ってしまいますので、できましたら毎年、備蓄品の見直しをしていただいて、そのときに必要な物に入れ替えをして頂ければと思います。
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<本日の選曲情報>
♪EXILE『Pure』(04’10”)
♪安室奈美恵『Baby Don't Cry』(5’22”)
♪スピッツ『雪風』(03’12”)