パーソナリティー 小原信治（放送作家）
インディペンデント文芸ZINE「ヨソモノ」発行人　木内アキさん
「ヨソモノ」発行以来、半年ぶりのご登場です。
小原さんは「ヨソモノ」を片手に家族で横須賀　衣笠を旅したそうです。
古書店「AMIS」では、背表紙を見ているだけでもわくわくする空間で、家族それぞれが新しい本と出会い、
「豆工房コーヒーロースト」では、対話型の試飲を経験して、今まで自分の好みはこの味、と思っていた小原さんの固定観念を覆すコーヒーと出会えたそうです。
小原さん一家にとっては車で15分の近場ながらも、新鮮な体験が盛り沢山の、まさに旅！新しい視点をもたらしてくれたきっかけは、横須賀を舞台にしたZINE「ヨソモノ」のおかげでした。

北海道出身、長年の東京生活を経て、横須賀市衣笠に移住した木内アキさんがヨソモノの視点を大切にするのは、「自分自身、外から見るのが好きだから。」だそうです。
「町に愛着を持ちながらも少数派の視点を提示することが、町の役に立てるのではと感じる。」
「コミュニティの一員になるかならないか、選択を迫られることが移住を阻んでいる。」
と木内さん。地元にどっぷり入るもよし、距離感を持ちながら生活するもよし、自分に合ったスタンスで生活できたらいいですよね。　

「ヨソモノ」は地元横須賀に長く暮らす人からも「ずっとここにいる自分の気持ちを言語化してくれた」というメッセージが届き、支持されているそうです。また地域を超えて共感を得て、全国で1000部が読まれた「ヨソモノ」、来春には第2号の刊行が期待されます。