小学生の子どもを2人連れて、話題のグランピングに挑戦してみたら家族みんなが笑顔になったー千葉県 グランピングリゾート花山水ー
夏休みに家族でキャンプに行きたい!
しかし、子どもが小さいうちはご飯の支度やテントの組み立てなど大変。
お風呂はどうしよう。
そもそも奥さんが虫が苦手で乗り気じゃない。
…などの事情によって、一歩踏み出せないご家族も少なくないのではと思います。(我が家がそうでした)
しかし、グランピングならそんな悩みも解決です。
BBQは切ってもらった具材を焼くだけ。
十分すぎるほど広いテントの中にはもうベッドが敷かれている。
お風呂もちゃんと入れる。
虫は出ますが、もはや楽しすぎてそこはあまり気にならない。
パパ・ママ・こども達、みんな大満足なグランピングのおすすめ体験記をお届けしたいと思います。
今回訪れたのは旅館&グランピングリゾート 花山水 -HANASANSUI-さん。
2023年RAKUTENグランピング宿ランキング千葉県第1位を獲得したグランピング施設になります。
今回私たち家族(私&妻&小学生のこども2人)は夏休み、花山水さんを訪れました。
到着してまず感じることは、当たり前といえば当たり前なんですが、自然豊かです。
セミの声、森の香り、マイナスイオンに包まれ、この時点でわくわくしてきます。
チェックインの際にフロントの方から、
「裏のほうに川が流れていまして、魚が捕れますよ」とのお話が。
さっそく行ってみました。
ひんやりと冷たい渓流。足首までつけると夏の暑さを和らげてくれます。
とても気持ちがいい。
おたまじゃくしとメダカがたくさん泳いでいます。はしっこまで追い詰めてさっと網ですくうと、捕れる捕れる。子どもたちは夢中になって追いかけます。
ふと両岸の植物に目を向けると羽黒トンボがとまっています。羽黒トンボといえば、水が綺麗な場所に生息していることから別名「神様トンボ」とも呼ばれているとのこと。まさに水質が美しい証拠。こちらの羽黒トンボも、夢中になって追いかけます。
これらの生き物を追いかけながら、気がつくと2時間ほどが経過していました。
こんなに時間を忘れて遊べたのも、そうです、もうお気づきのように、この後、夕飯&寝る支度の心配を一切しなくていいからなんです。
テントに隣接したコテージにはBBQグリルが用意されており、お肉、魚介、野菜、締めのパエリアまで、熱を通して焼くだけ。
また、花山水さんは、テントがモンゴル式のゲルスタイル。清潔感のある広い空間にベットが置かれ、もう横になって寝るだけ。
面倒見が良すぎてくらくらしてきます。
さて、ご飯を食べ終えると、同じ宿泊者の家族連れのこども同士で、おにごっこ大会が始まりました。大自然を前にして、すぐに仲良くなったようです。
大人たちは、虫の鳴き音を聞きながらビールをおかわり。
たくさん遊び、シャワーをして、テントに入ってしまえば、子どもたちは5分もたたないうちに眠りの世界へ。
その時、遠くから動物の鳴き声が聞こえる。おそらくキョンの声。
私たち夫婦はコテージでもう1杯飲みながら、満点の星空を眺める。
「きてよかったね。」
「うん、よかったね。」
子どもたちの寝息と虫の鳴き声を聞きながら、家族の小さな夢がまたひとつ叶ったと思う。
こどもたちが保育園のころは育児に追われてイライラすることも。
星空の下でゆっくりとお酒を飲む余裕なんてなかったような。
子どもたちもアウトドアが好きになったみたいだし、今度は本格的にキャンプデビューしようか。
そんな会話をしながら、私たち夫婦にとってはこれまでのドタバタ育児期間からのひとつの区切りになったような、素敵な体験となりました。
花山水さんに感謝!
翌朝、朝食を食べるやいなや、川へ直行する子どもたち。
この年の学校の夏休みの宿題。
絵日記には、大きい羽黒トンボのイラストが描かれていました。
よかったよかった。
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