見出し画像

「書く習慣」1ヶ月チャレンジ28日目:もしも1つだけ夢が叶うとしたら

最近、私たち夫婦は未来の話をよくする。
仕事のことや、いかに生きていくか、何を大切にしていこうか、など。
子ども達が寝てから缶ビールを空けながら。この時間が楽しい。


(1)久しぶりの海外で思い出す記憶

今年の1月に、子ども達が大きくなってきたことにコロナが明けたタイミングも重なって、フィリピンに家族旅行をした。そこで、大学生のころ初めてタイに旅行したときに覚えたワクワク感がにわかに蘇り、自分の20代、30代の生活と仕事を見つめ直すきっかけになった。

初めての土地、初めて会う人、初めて食べる料理。
見るものすべてにドキドキワクワクできる、小学生の初恋に似たような感覚。自分の思い通りにならないところも含めて、楽しい海外での経験。

長らく忘れていたなあ、と思った。

(2)世界一周してみたい

そして、ふと頭をよぎった言葉があった。―「世界一周」

一度気になってしまったら、気もそぞろになってしまい、いつしか計画を立て始めた。しかし、できない理由も浮かんでくる。
例えば2児の父として、これから子ども達は中学、高校へ進んでいく。お金がかかってくるというのは予想しなくてもわかる。またこのとき、妻が仕事を辞めようとしていた。家のローンはどうなる。買ったばかりだぞ。

それでも、ある日ダメ元で妻に相談してみた。

「俺さ、世界一周してみたいんだわ」

あらかじめ資料も作成し、プレゼンをした。世界一周のプラン。東南アジアから始まり、中東→ヨーロッパ→アフリカと進んでいく。そして旅をしながら、その土地の様子とか調べて、大人の地理の学び直し授業、みたいなことを発信できたらと妄想を膨らませた。そういえば、教員になり立てのころ、ひとかどの教師になりたいと思い、世界中を旅しながら自分だけのオリジナル教科書を作るのが夢だったことを思い出す。

ひとしきり話したら、それまで表情を変えずに話を聞いていた妻から、予想もしない言葉が返ってきた。

「、、、いいよ。行ってきても」

「えっ!?いいの!?」」

ダメに決まっていると思っていたので、びっくりしたし、嬉しかった。

「でも、お金大丈夫かな?」

「1、2年くらいならなんとかなるんじゃない?とりあえず、私が先に仕事辞めるからさ。その後稼ぐよ」

「お、おぅ」

(3)挑戦する妻を応援中、その理由は?

それから、半年が経とうとしている。
妻は有言実行で、先月仕事を辞めた。新しいことを始めようと何やら勉強を始めている。ダイエットや栄養について学んでzoomの時間が増えた。
私は、英会話、ブログ、noteを更新しながら、今の仕事も楽しく続けている。

そんなわけで、最近私たち夫婦は、未来の話をよくする。
2人とも、まだ何も成し遂げてはいないが、挑戦しようとする姿を認め合えている気がする。

そんな毎日が楽しい。

妻は最近、家族でバリ島に移住しようと言い出した。実は結婚前に、妻と2人で行ったことがある。
私は賛成。しかし、子ども達は反対。友達と離れるの嫌みたいで、日本がいいらしい。

妻のバリ島の話はどこまで本気で言っているのかわからないが、目標を持って生きていると生活にハリが生まれると実感する。

頑張れ、妻。

そして、いつか私の世界一周のスポンサーになっておくれ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?