シベリア

へんじがない。ただのシベリアのようだ。

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へんじがない。ただのシベリアのようだ。

最近の記事

7限目のフルールとは何か、ここに認める(したためる)。

ここまで日記を書いておいて何ですが、改めて「7限目のフルール(ナナフル)」とは何か、どういうものか書き留めておきたい。 ナナフルは、長野県佐久市の佐久長聖高校に2023年に新設された「パフォーミングアーツコース(Pコース)」から出来た女性アイドルグループです。https://nana-furu.amebaownd.com/ Pコースは総合エンターテイメント業の「allfuz(オルファス)」と連携し、講師陣を同校に招き、メンバーたちは講師から歌やダンスを直接指導してもらって

    • 転がる岩、君に幸運が降る。1stホームルーム(後編)

      短いインターバルの後にはワンマンが待っている。 昼食は駅ビル内の無印良品の隅っこにあるカフェで摂った。何しろ時間が無いので焦る。この「ナナフル昼食問題」は3か月後にもふたたび我が身に降り注ぐのだけれど、それはまだ誰も知らない。 さてJunkBoxに戻り、整番13番で中へ。前方チケット特典の6人ワイドチェキをもらう。サンタ帽がかわちい。大変貴重な品となった。 今日は3MANで5曲、ワンマンで5曲の一日10曲ライブだった。彼女らもこんなに歌って踊ったのは初めてだったろう。そ

      • そうだ、長野行こう。1stホームルーム(前編)

        6度目にして、ついに長野県でナナフルを観ることになった。待ちに待った3MANと7限目はホームルームの2ステージ。ナナフル三昧の日となる。 じつに30年振りの長野だ。朝7時前に新宿バスタに向かい、一路長野駅へ。 隣もおらず、ウトウトしているうちにもう長野県。川中島古戦場の横を通る。ほぼ四方を山に囲まれた土地であり、東京は多摩川のほとりに産まれた私には見慣れない風景。空気が違う。歩く速度が違う。ゆったりした雰囲気。 3時間と少しで長野駅に着き、とりあえず駅の立ち食い蕎麦屋へ

        • 初めての新宿ALTAとレアな特典会

          5度目のナナフルは新宿ALTAだった。LITMOON生誕の地でもある、あの細長くて狭苦しいスタジオだ(そんなALTAも来冬には無くなってしまうと思うと悲しい)。 なにしろライブは11/4以来だったので、なんだか緊張していた覚えがある。なぜそんなに期間が空いたかって?テスト期間だったのだ。次の回辺りで、彼女らの背景について説明しましょうかね(遅いくらいだ)。 さて特典会ですが、みんなマスクをしているある意味レアな日だった。季節の変わり目なこと、12月のホームルームが控えてる

        7限目のフルールとは何か、ここに認める(したためる)。

          突然の風に吹かれて、旅人の行く先は横浜

          4度目のナナフル現場は再びの横浜ランドマークホール。10/9以来、約一ヶ月ぶりの会場であり、ライブを観るのは約二週間ぶりだった。 その間に長野県でイベントがあったり「ハロウィン・グリーティング」でイオン佐久平を練り歩くと言う神イベントもやっていた。嗚呼、行けば良かったと今さら歯噛みしている(ぐぎぎぃ)。 さて、この日のライブでは「新カバー曲」のお披露目があると聞いていた。サンボの後に何が来るのかさっぱり分からず、期待していると、それはFIELD OF VIEW の「突然」

          突然の風に吹かれて、旅人の行く先は横浜

          道玄坂DAIAと、知ってしまった禁断の味

          三度目のナナフルは渋谷道玄坂のDAIAだった。来るのは初めてだけれど、ユーロスペースやclubasiaに近くて通いやすい良いハコだった。 この頃になると「何となく二週に一度は観てるかなー」と言う感じで、リズムができてきた感じがあった。ナナフリズムのポリリズム。 この日はなんと09:45からの出番であり、また彼女らは3時か3時半に起きて車で来たらしい(さやぴやにこちゃんのブログより)。なので、先週のみなとみらいといい、毎週なかなかの強行軍だと分かった。 何となく、ステージ

          道玄坂DAIAと、知ってしまった禁断の味

          花咲く聖地みなとみらいに集う旧友

          ナナフルの2回目のライブは10/9(月/体育の日で祝日)の横浜ランドマークホールだった。この会場は好きだ。駅直結で雨でも濡れないし、明るくて清潔だし、ゴージャスな雰囲気がある(ただちょっと歩く)。 忘れもしない聖地「はまぎんホールヴィアマーレ」も目の前にある。いつか、あの会場に戻りたいと思う。 イベント名は「スパドキフェスティバル」だった。ナナフルちゃんより少し前から推している「Hey!Mommy!」や、Shibu3ちゃんも出ていたので楽しみにしていた。 出番は早かった

          花咲く聖地みなとみらいに集う旧友

          桜が散り、リンドウが咲いた日

          「三年間しか応援出来ないって」と誘われたことを覚えている。何て悲しげで、刹那的で、魅力的な言葉だろうか。 「殺し文句」を絵に描いて額に飾ったら金賞を貰えるような言葉だ。やめてくれ、その文句は俺に効く。 そんな風に旧知の友人に誘われるまま、昨年9月末の池袋Space emoに行った。それが「7限目のフルール」との出会いだった。 その日はセカンドシングル「君はフルール」のリリースイベント日であり、その名前は長野の友人のツイートを通してうっすら聞いていた。 「要はご当地アイ

          桜が散り、リンドウが咲いた日

          @onefiveと、その色のこと。

          はじめに4/1(月)に行われた有料配信番組はかつてない本音寄りの内容で「エンタメとしてこの時間を楽しませます」ではなく「ねえ、思っている事があるなら聞かせてよ?」と言う雰囲気だった。彼女らは空気が重くならないよう気を使っていたけれど、伝えようとしている事はどこまでもシリアスだった。良い機会なので、今、私が思っている事を留めおこうと思う。 すでに誰かのファンなのだワンファの目標は「①ファンを増やして②大きなステージに出て③売れっ子になる」ことだと思う。その第一段階として、

          @onefiveと、その色のこと。

          Hey!Mommy!、斯く戦えり(11/5感想)

          11/5(日)の代官山UNITのライブが終わった。ライブの感想は別のnoteに書くとして、メンバー一人一人に言葉を贈りたい。 特典会で伝えれば良いって? それがなかなか上手く話せないのですよ。 ひまわりさん。 ホクロ好きな私が初めて知ったヘイマミちゃんのメンバーでした。Twitterでリプを下さり、初めて会った時に「やっと来た!」と言われた事を覚えています(お待たせしました)。ヘイマミの光と言うべき輝く笑顔を持つ人で、今もそこに魅了されています。とてもストイックで有言実行

          Hey!Mommy!、斯く戦えり(11/5感想)

          新星(ニュービー)、その名はHey!Mommy!

          いわば純粋培養のオタクである。 私の事だ。 Perfume に始まり、 BABYMETAL さくら学院 @onefive まで、 およそMIKIKO先生の高弟を追いかけて来たし、それで何の不足も無かった。 今年の4/9(日)に@onefiveのワンマンが六本木で行われ、時期的に、年齢的に、心情的に、ようやく爽葉香ちゃんの「The Road to Graduation 2019 Final」は終わったのだと腹落ちした。 成人し、更に伸びやかに活躍して行くであろう彼女らを観

          新星(ニュービー)、その名はHey!Mommy!

          500kmの先、5分間の旅

          皆さんこんにちは、 或いはこんばんは。 既にSNSでお伝えした通り、 大阪行きのレポをしておりません。 結論から言うと、行けませんでした。 正確に言いますと、着いた足で 即座にとんぼ帰りしたのです。 土曜日の朝9時過ぎ、一旦止まった京都駅を出た瞬間に母からLINEが入った。「父が入院した」との一報。心臓が跳ね上がった。 詳しく聞いても新大阪に着くまで一切の返信が無いため「これは生き死にの話だ」と判断し、中央改札から出るや帰りの新幹線のチケットを買って飛び乗った。 大

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          まだ覚えている話

          2012年の夏は暑かった。 私は当時推していたももクロの「夏の馬鹿騒ぎ2012」を観るために西武ドーム(当時)に居た。 その頃のももクロちゃんの勢いたるや凄まじく、まさに破竹の勢いでアイドルシーンを席巻しようとしていた。 私も元気な彼女らに好感を持ち、よく現場に通っていた。SNSはmixiの他、Twitterもユーザーがじわじわ増え始めていて、ファン同士の交流も活発になっていた。 その日の西武ドームの最寄り駅も大混雑で、私は近くのコンビニで水とアイスを買い、木陰に立っ

          まだ覚えている話

          いつも良い事を言ったつもりになっている

          あるアイドルやアーティストが体調不良でステージを休む。彼ら彼女らがSNS上でファンに謝ると、大多数のファンは優しい言葉を贈る。 お大事にね ゆっくり休んでね 今は身体を休ませる時期だよ 良い事を言っていると思う。そして少し時間を空けて、全く同じ精神状態で、さらに言葉を紡ぐ。 ◯◯が居ないんじゃなー この日しか行けないのに 【ゆる募】mm/dd譲ります 困った事に、演者を気遣ったときと全く同じ精神状態なのだ。それはそれ、これはこれなのだ。(きっと私もそうなのだろう)。

          いつも良い事を言ったつもりになっている

          そして魔法は解けなかった

          @onefiveの1stシングル発売記念リリースイベントが終わった。厳密で濃密で親密な数週間だった。 まさか接触(と言ってよいだろう)イベントを行うと思っていなかったし、このタイミングで行うとは夢にも思わなかった。 「あの」お渡し会の機会を悪疫によって失い、もう一生言葉を交わす機会は無いと思っていたし、それもまた良し、と思っていた。 でも会えた。 会えた感動の話は別に語っているので、ここには書かない。ただ、私は怖がっていた。会ってしまえば満足して何かが失われ、現場から

          そして魔法は解けなかった

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          @onefiveが5/24に発売されるメジャー1st SG 「Chance×Change」で、リリイベを行うと言うニュースが入った。 今年度のカレンダーを「メンバーから手渡しする」と言う「お渡し会」が決まっている。 正直に言って、全く予期していなかった。永遠にやらないんじゃないかと思っていたくらいだ。 もちろんそれは私の思い込みで、メジャーデビュー時からの既定路線だったのかも知れないし、これが最初で最後かも知れない。それは分からない。 私は「彼女らがそれを望んだのだ