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日本を離れて思うコト

note159日目。
今日は日本を離れて思うコトについて。2024年1月編とでもしておこう。

私は今、日本に一時的に帰国をしている。
そんな中でいろいろなことを感じたり、思ったりする。
特に目立つのは、商品の多さと選択肢の豊富さだ。

最近娘がコスメにハマっていることもあり、ドラッグストアなどのコスメコーナーに行く機会がよくある。私もせっかくだからい新しいコスメを見ようとするのだが、とにかく商品が多くて選ぶのが大変だ。
リップにしてもマスカラにしても、どれを選べばいいのかわからなくなる。
だから、結局買わずに帰ってきてしまう。
ニュージーランドでは商品数が少なすぎて買いたいものがなく、日本だと多すぎて買いたいものがない(選べない)。

一方で、これだけ選択肢があるにも関わらず、行列ができているお店も多い。他のお店に分散せず、人は長蛇の列を作ってお店の前で待っている。
多くの場合、そこのお店でないといけないことはないはずだ。
なのに、時間をかけて並ぶ。不思議な光景だ。

おそらくこれは、自分が行きたい、食べたいからではなく、そこに行く自分に価値があると感じているからだと思う。
行列が出来ていて、並んだ方が高い価値を得たような気持ちにもなる。
これに関しては、日本にいたころから思ってはいたが、今回帰国をしてそれがより顕著に感じた。

日本を出て生活をすると、日本の当たり前がいかに当たり前でないかを感じることになる。

商品数が多く、商品の入れ替わりも早い日本。
その中で生活することは、日常的に選択に多くのエネルギーを割いていたかもわかる。
これを悪いとは言わないが、私たちは脳内のリソースやエネルギーを日常の選択に多く使っていることは意識しておいた方が良いと思っている。


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