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オアシス ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10

オアシス再結成しましたね!
再結成のニュースを知ってからは、頻繁にオアシスの曲を聴いています。(笑)
現在劇場公開されている「オアシス ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10」を観に行ったので、今回はオアシスの歴史と劇場公開中のライブ概要などを振り返っていきます。

オアシスは1991年結成し2009年に解散、2024年再結成したイギリスを代表するロックバンドです。
メインソングライターの兄ノエル・ギャラガーとボーカルの弟リアム・ギャラガーのギャラガー兄弟を中心に結成され、全世界でのトータルセールスは5000万枚以上を記録しています。
ギャラガー兄弟は、同じく労働者階級出身であるビートルズを敬愛しており、楽曲やファッションにもビートルズの影響が見られます。
音楽メディアによって、中流階級出身のブラーとは何年にもわたって比較されていました。
ちなみにイギリスの階級社会とは、上流階級、中流階級、労働者階級と分類されています。これは産業革命を経験し、資本主義的な社会が出来上がる過程で階級制度が出来上がったようです。

オアシスは1993年にクリエイション・レコーズの共同経営者アラン・マッギーに見いだされます。マッギーはオアシスにレコーディング契約を提案しますが、実際に契約を交わしたのはその数ヶ月後になりました。アメリカでの契約を確保するのが難しかったため、世界規模の契約をソニーと結び、イギリスではクリエイション・レコーズにライセンスした形です。
1stシングル「スーパーソニック」は1994年4月にリリースされ、チャートで31位に達します。1994年8月にはデビューアルバム「ディファニトリー・メイビー」がリリースされ、1週目に全英アルバムチャートで1位に入ります。当時、イギリスで最も速く売れたデビューアルバムだったようです。

1995年10月には2ndアルバム「モーニング・グローリー」をリリースします。全世界で400万枚以上を売り上げ、イギリスのチャート史上5番目に売れたアルバムとなりました。
キャリアの絶頂期を迎えたオアシスは、1996年8月10日と11日にネブワース・ハウスで連続公演を行いました。今回劇場公開されているのは、この公演の8月10日部分になります。
両公演は数分で完売し、2日間で25万人(チケットには250万件の応募があったようです。)という観客数は、イギリスで開催された屋外コンサートとしては史上最大の需要を記録しました。

ネブワース公演はオアシス絶頂期の伝説のライブとも言われています。当時、イギリス的な雰囲気を持った音楽「ブリットポップ」が盛り上がっていました。そんな中開かれた最大規模の野外ライブの姿は、イギリスの社会現象ともいえます。
1st・2ndアルバムを中心に組まれたセットリストは名曲だらけです。
デビューからわずか2年でこのライブを実現したオアシス。ぜひ劇場で当時の空気感を味わってみてください!


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