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ロック・イン・ジャパン・フェスティバルの歴史

今年25周年を迎えたロック・イン・ジャパン・フェスティバル(通称:ロッキン)。25周年を記念し、今年は千葉の蘇我と茨城のひたちなかの2会場で開催されました。ひたちなかでの開催は2019年以来5年ぶりとなります。
私も今年、ひたちなかの方に行ってまいりました!国営ひたち海浜公園の広大な土地とフェスの相性は改めていいなと感じました。
今回はそんなロッキンの歴史を振り返ってみようと思います。

まずロッキンとは、ロッキング・オン・ジャパンが主催・企画制作を手掛ける野外ロック・フェスティバルです。日本の4大フェスの一つでもあります。(フジロック、サマーソニック、ロック・イン・ジャパン、ライジング・サン・ロック・フェス)
ロッキング・オン・ジャパンは音楽系の出版社ですが、代表取締役社長である渋谷陽一の「参加者が主役のロックフェスを行いたい」という考えを実現する形で、2000年に初開催されました。
今では邦楽といえばロッキンという感じで、他ジャンルの邦楽アーティストを楽しめる一大イベントとなっています。

記念すべき初回の2000年は国営ひたち海浜公園で行われ、2日間で総勢約6万人が来場しました。
現在とは異なる1ステージのみで、全16アーティストでの開催でした。2日目は台風の影響により雨が降る中で、35000人以上が訪れましたが、雨と風が激しくなり、ステージの一部が破損するなどし、途中で中止となってしまいました。
第2回となる2001年は、新たにLAKE STAGEを設営して2ステージ制とし、日程も3日間に延ばすなど大幅なリニューアルを行います。荒天などもなく全て開催が完了し、見事前年の無念を晴らします。

その後も着々と改良を重ねていき、2019年には7ステージ制、全250アーティストとかなりボリュームアップし、計5日間で34万人弱の来場者を誇るビッグイベントとなります。
2020年は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となります。
2021年は2年ぶりとなる開催が発表されます。しかし、茨城県医師会などによって開催の中止・延期の要請があり、開催直前であったことから調整が不可能になり、2年連続の中止となってしまいました。

翌2022年からは千葉県の千葉市蘇我スポーツ公園に変更して開催されることとなりました。この影響で茨城放送が主催から撤退し、代替イベントとして同年より国営ひたち海浜公園を会場とする「LuckyFes」を開催しています。
そして、2024年は25周年を記念し、千葉の蘇我と茨城のひたちなかの2会場で開催されました。

2025年からは昨今の酷暑を踏まえ、8月から9月開催へ変更されるようです。フェスでの熱中症のニュースなども最近増えてきましたし、この判断は妥当かもしれませんね。
ロッキンの歴史はいかがでしたか?出版社の新規事業として始まったフェスがいまや日本の一大イベントとなりました。コロナ禍では色々ありましたが、見事パワーアップして復活しました。
ロッキンを中心に各地でフェスが盛り上がっています。今後もフェスを通してますます盛り上がっていきたいですね!


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