菊池雄星夫人のドレスが出しているメッセージ
一部で話題になっている、菊池雄星選手一家の写真。「夫人は美人だけど、この体型でこういう服を着るか」という意見に対し、「アメリカではこれぐらい普通」「ガリガリより魅力的」という声多数。
だが私は違う視点から言いたい。アメリカで普通だからと言って、日本人が同じことをしなくてもいいのではないか。個人的には、おへその形までわかる服を、あまり素敵だとは思わない。
最近はカンヌやベネチア、ベルリンなどの映画祭でも、東アジアの女優が欧米人と同じような、体型を強調する服を来ている。カンヌまで胸の谷間を見せに行ったのかと思うぐらいだ。
そういうことがグローバル化だとも思わない。敢えて、違う価値観を提示した方が面白いのにと思う。服は価値観の表現なのだから。取り敢えず、菊地夫人のドレスが出しているのは「アメリカ人と同等になろうとして頑張ってます」というものだろう。