とらつば投稿8月①
8/1
今日の朝ドラ、太郎弁護士のセリフ(平等やらなんやらに気を使えるのは学があるか余裕のある人間だけ)は印象深かった。わかってはいたけど、あの場面で出てくる彼にもいろいろ思うことはあるだろうな。
先日プリズンサークル(映画)見てからさらに、いろんなことが頭の中でぐるぐるしてる。
考えるのは好きだから、私にも学か余裕があるのだろうな、そりゃそうだろうな。でもそういう人としてはもうちょっとやることやらねばなって、またぐるぐる。
今週はすぐに人にしゃべりたくなる、というより、ずっと反芻している感じの私。星さんのたまに見せるほほえみにぐっとやられつつ(でも好みのど真ん中ではないのでそれほどではない←えらそう笑)、むしろそろそろよね&轟が見たい…癒し成分くれー!となってる。
とにかくだ、
キレイごとをいう人は現場に行こうぜ。
うん、自分に言うんだけどな。
「見えてない人の理想、あきらめきっている人の現実」
8/2
今日の朝ドラのタイミングでたまたまのこの記事!(朝日新聞に「総力戦研究所」のことが書かれていた)
うそのような偶然。
読み込んでしまった。
#虎に翼 #星航一
8/5
言いたいことが2つあるような、それって結局同じじゃない?ってなるような、今日の朝ドラふりかえり(ムダに長いしドラマの筋とあんま関係ない・笑)
2つ思ったのよ。
・男と女が一緒にいたらすぐに恋愛モードでみんじゃねー!
・第一印象で人ってわかんないんだってば…
と。
最初のは、もちろん星&寅子と、おまけに出てきた高瀬&小野の件。
星さんはまあ、優未ちゃん(するどい←はるさん、花江ちゃん仕込み笑)の言うように寅子のことスキなんだろうね。「今度の休みは何をしてますか。お家に行っていいですか」って好意しか見えない申し出に、「え?何しに来るんですか」って答える方がどうかしている(これぞ寅子オブ寅子)よな。
そこに急に「良かれと思って笑」やってきた太郎次郎に、星はわかりやすくエア舌打ち風味だったけど、ともかくまだ何も始まっていない。
それでも田舎でいろいろ噂されたらやりにくかろう、という太郎次郎の配慮?はまあまあまあ…
そのあとの高瀬&小野については、まあ、そうなのかもしれないし違うかもしれないのだが、上司がニヤニヤ言うことなのか?と呆れてはいる。あるあるだけど。
今の私は男性とサシでごはん、サシ飲み、サシ時間って結構多い。相手が年下であることが大半だが、互いに何にも(当たり前!)思わずただの「この話題をこの人と今話したい」とか「お互い都合が合って、飲みたいね」ってなるとかそれだけ。
女子とのサシと全く違わない。
もしそれを「あ~あ、怪しいねえ」って見られたら、とんでもなくキモチワルイ。見られてないけど笑。
とにかく、なんか誰かが一緒にいて、気があう様子でよく話をしていて、という状況だけで、すぐに恋愛ごとに持っていくのは止めてくれと思う。ドラマもそういう展開が早いとうんざりする(個人的好み)。
2つめ。
入倉(新潟本庁の判事補。ずっと反抗的だった子)が星の懺悔を受けて反省して泣く場面(このドラマ、男性みんなよく泣くよね笑)。
(星は)「退屈な人だと思ってた」
(寅子は)「口うるさいくそババアと思ってた」
反省するのはカワイイ(笑)
でもそれ「自分は人を見る目がない」のではなく、人を安易にわかると思うのが間違っている、んだよねえと思う私。
…ここまで考えて思った。
前者は「手ごろな男女がいつも一緒にいて気が合ってるっぽい」ことを「恋愛感情だろう」と決めつけていて、
後者は「第一印象(自分にとって)で相手はこうだろう」と決めつけているということ。
つまりは、
簡単にわかったつもりになって、決めつけると間違うぞ
…ってことで同じだったんだなあ
…などと朝ドラFacebook投稿内容を考えていて着地したプロセスのお話(いちいち長い笑)
ところで、普段ここに絡んでいない(というか、私の投稿に一切気配がない)人たちが「読んでますよ、虎に翼の投稿」っておっしゃるのが立て続いて、みんな気配消すのうますぎ…ってなってる(笑)
8/6
【今日の朝ドラ、たくさんキーワードは浮かぶけど謎ときはディナーのあと?!】
「お待たせしました。お待たせしすぎたでしょうか?(古)」と言われたかのように満を持して「みさえ劇場開幕」です。
星さん「また来ます」って言ってから何か月も経ってるけど、行ったの?どうなったの?と詰めたい視聴者の気持ちは横に置く(笑)
怖かったねえ…優未ちゃんが来たあのシーン。
ひぃって声出たわ…
あれでみさえが何かを感じたのも見えたけど、無理だよ、いくら寅子でもあれは…娘を守るよ…動物の本能だよ。
今日はもちろん何もわからなくて
言えてるのは、入倉さんがすっかりデレたってことくらい(笑)
とはいえ、それじゃ芸がない(なんの芸?)なので、いろいろ思ったことを書いてみる。
あの問いの数々は「思春期か!」と突っ込んでしまいたいものではある。あるのだが、
頭に浮かんだキーワードは
「二重基準」
「優越性」
「法の下の平等」あたり。
自分が中学生のころに、うちの父(昭和ひとケタ世代)は絵にかいたように中国韓国人への差別発言がある人だった。身近にいたわけではなく、でもとても書けない侮蔑的な言葉を、テレビを見ながら言ったりしていた。
本当にそれが嫌で、普段は父のこと嫌いじゃないのに「なぜこんなことを言うのだろう?」って思っていたし、普段はどちらかというと寡黙で不器用で実直な人で、私のいう理屈っぽい発言も母よりずっと父の方がよく聴いてくれて、新聞記事の解説もわかりやすくて、信頼を置いていた、それなのに…!って格別に腹だたしかった。
あまりに私の反発がひどいので、母が中学の二者懇談で担任に相談したらしく、翌日担任から「まあまあ」的に諭された記憶がある(担任にも腹を立ててた私)
私の中で父の普段の正しさと、人を差別するのを(その件においては)良しとするのが同じ人として一致しなかった。
ただ、私は父に大いに反発もしたし、その後父は長く単身赴任もしたのと、私も大人になったので「自分を曲げることなく」「大人だって完全ではない」ということも理解していった。
よくわからないけれど、田舎の名士という森口さん(みさえ父)は、きっと立派な人としているのだろう。母という人がまったく出てこないのでいるのかいないのか、戦争は彼女にどんな影響を与えたのかわからない。
ただ、恵まれた自分に対してちらりと嫌悪のようなものが見えたりしたので、正義感と一方で「裏表ある存在」への嫌悪のようなものがあるのだろうか。
また別の話として、彼女を慕う人を「特別」と序列をつけて従わせて(コントロールして)、本人たちが自ら喜んでやったかのように仕向けているところには、ある種の「選ばれた私」の優越性も見える。
法律をテーマにしているドラマだからこそ、法の下の平等をどう描くのか。そもそも法律とは…という問いに(ドラマの)前半では寅子も周りもたくさん語ってきたけれど、そういえばそれ最近聞いてないな、と気が付いた。
法律はなんなのか、きれいなお水の出る場所のよう、と言っていた寅子は今、みさえに投げられた問いをどう受け止めどう返していくんだろうな。
ちょっとみさえの疑問について、桂場さんに聞いてみたい。
8/7
軽めの水曜日。
ネタ出ししたよ~、覚えておけよ~な感じでほっ。
結論。
「花江ちゃんが優勝」
実は今日は6時すぎに家を出て(明日も)新幹線びゅ~んでお仕事だったんだけど、たまたま着いた駅の新幹線待合室にあるスタバでアイスコーヒー買おうとしたら、後ろから寅子の悲鳴(喜びの声)が聞こえてきちゃって。「へ?」ってつい見るよね(笑)
そこには花江ちゃんが見えて、思わず「見ないの!」って謎に目を伏せたんだが(意味不明・笑)
ともかく!
なんだろうね、花江ちゃんの存在の安心感。
私の人生には花江ちゃんはいないし、私も花江ちゃん成分は1ミリもない。生まれ変わっても花江ちゃんにはならないしなれない。
けど、
花江ちゃん(のような人)の安心感って、理屈じゃないんだな。
一番いいのは花江ちゃんが心から望んで選んだ道を生きている、ってことなんだろうな。もしもあれを見て「やっぱり家庭(地域)には専業主婦(母)が必要なのに、わかってない!って言う方向に言われたら、多分私は全力で否定するだろうな。
この話は長くなるので、今日はこの辺で。せっかく軽めの日だったのだから。
明日も朝早いので、投稿は似たようなタイミングです(なんの報告?笑)
あ、そういえば、死別シングルの2人の恋ってやつについても、いろいろ思うことはあるんだった。でも恋愛の話は苦手なので、もうちょっと温めてから(笑)
8/8
【反則だー!そんなのあり?と叫びました笑】
早朝に家を出ていた2日間、私に合わせたかのように平和な2日間、ありがとう、朝ドラの神様(いません笑)
うっかりチラ見したSNSでは、みんなが泣いてた(笑)
声が!優三さんが!って見えたけど、瞬時に慌てて閉じるよね(笑)
そしてさっき心落ち着けて見た。
まったく…
ぜんぜん想定してない展開じゃないか…
やられたわ…そっか…お守りか…ゆみは見てたんだな…
泣かないけど(感受性がやや鈍いもので)うってなった。
あれは、反則だよね(笑)
でも全く無理がない。だってああいう人だもんね、彼は。
人物造形に納得感しかない。あ、たしかにそういうこと言うよね、するよね、って。
他の登場人物もそう。
今日は涼子さまが星さんに「ひとことよろしくて?」と短い表現でと寅ちゃんのことをずばり表現して背中を押していた。
「お気立てはいい」「愛が全方向」「恋愛ごとの機微には疎い」
3本締めです(笑)
学友ってこういうとこ容赦なくていいよねえ。
星さん、はっきりきっぱり告白するんだよね、寅ちゃん相手だとそれしか前に進まないから(明日かな)
朝ドラは半年という時間を使って描くので、ど真ん中のストーリー以外にも、サイドストーリーも味わい深い。どの人たちもちゃんと生きているのがすごい。高瀬くんや小野さんの変化も無理がない。
交響曲の作曲をする人とか、指揮者とか「人間技じゃない」と思うことがあるんだけれど(楽譜凄いよね…意味不明だよ。あ、これは「のだめ」知識レベルです・笑)、朝ドラの脚本家にも、そういう凄みを感じる。
どんな人にもその人なりの物語がある。
それは私の仕事に通じるものでもあって、だから好きなんだと思う。今回のテーマでなかったとしても(寅に翼は別格だけど笑)
8/9
【雨もりを修繕しなかった人のお手柄w】
大丈夫?みんなキュン死してない?www
2回見たわよ。
2回目はセリフをメモったわよ←バカw
「なんで私の気持ちはなりたい私とどんどんかけ離れてしまうのでしょうか」
(意味⇒どうしようもなくあなたが好き)
寅子の恋愛偏差値が急速に上がってるよ、涼子さま!!
「ふまじめでだらしない愛だとしても、線からはみ出て蓋を外して溝を埋めたい」
(意味⇒だきしめたーい!)
ということで、
「この言葉に込められた主人公の言いたいことをのべなさい」として、国語の試験に出ますから、覚えておくように(違)
いい大人があんなに不器用にハグしてキスするとか、最近のドラマでみたことある?大河(光る君へ)ですら(?)あんなに大胆なのにw
2人の身長30センチ差を見てXの誰かが「チッチとサリーだ!」って書いてて、それわかる人50代後半以上じゃね?と思った私はもちろんわかりますw
普通女子が斜め下30センチから上目遣いで見上げたら、それは少女漫画のあるあるシーンなのだが、なぜかそうならないヒロインのキャラは好きです(岡田将生は一方的に王子様だが)
ともかく、死別シングル同士のいい年した大人の不器用な関係の近づけ方、なんとも味わい深いものでした。理屈と感情がぐらんぐらんしてて愛おしいわ。あの場にタロジロ来なくてよかったね笑
話が真逆に飛ぶけどね
「次こそは最後まで続けられる会社(仕事)を選びたいんです」っていうクライアントさんがちょこちょこいるのよ。2回目の転職、とかでね。
学生の話でも、まじめな子ほど「先が見えないのが不安」っていうのね。
そういう人々には航一さんの声で「永遠の愛を誓う必要はない」ってささやいてくれるアプリとか、いかがでしょうねw
言及したいことが多すぎて、でも何を言っても無粋なのでほどほどにしておくけど、
最後のこの寅子のセリフ
「なるほど。私たちが欲する最適なものかと」
…これでこの2人が夫婦になったあとの会話も想像がついたよw
最後画面から消える直前に寅ちゃん吹き出してるけど、あれ、アドリブ(っていうか出ちゃったやつ)だと思うwww