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この仕事をするうえで必須なのは、人に対する好奇心、なのかも

キャリアコンサルタントという仕事をしている、ということを知ってる昔からの友人が良く言ってくること
「ムカつく人とかいない?そういう人でも話聞けるの?」
「実際には説教しちゃってるんでしょ?」

…ええ、わたしの日頃の行いを知っている人ほどこう言いますよね(過去の行いが悪すぎる・笑)

いや、私だって30代の私が今の私を見たらさぞ驚くだろうと思うよ。ほんとあの頃は基本的に説教したがりだったし、相手の話を待てないし、好き嫌い激しかったし(これは市役所に転職する前のことね・笑)。

そこまででなくても
「自分から相談に来る人って、めちゃくちゃポジティブな人なんでしょ?」とか、「仕事に対して後ろ向きで現状維持志向の人とか、話聞いてどうするの?」なんてことも聞かれる。

…これがまったく問題ないんだな。と思えるからやっていけるのかもしれないな、とも思うのだが。

なぜ、自分の好き嫌い、自分の志向と全然違う人の話を純粋に聞けるのか、というと、答えは単純で「わからないから知りたい」という好奇心だけなのよね。「この人がこう考えるメカニズムってどうなってるんだろう」「この人はいつからこう考えているんだろう。それってどんな経緯があるんだろう」って純粋に知りたいと思っていて、なおかつ「それは本心なのかな。この人の幸せとか充実とかって、じゃあどこにあるんだろうな」とか知りたいことしかないでしょ。だって「私と全然違う」んだから(笑)。
 
そのうえで「でもナニカ、キッカケが欲しいと思っているのかも」と思えばそこに、「このままでいいとして、じゃあ職場とのギャップをどうするかな」と思えばそこに、わたしの介入する領域が生まれてくる。これはもう、キャリアコンサルタントとして「よし!」ってなるところよね(笑)

全ての人にお役に立てているかはわからない。でも、本当に「相手の在り方」を否定しないで聞けることについては、自信を持っている。それはやっぱり「へえ、こんな風に思うんだ」という好奇心から来ているので、万人を受け入れる仏のような心があるわけではない(笑)。まあ、私たちの仕事は基本的に「相手にとってのよい鏡」だからね。

ただ、こう言えるのは自分が完全に「外の人」だからかもしれないなと思う。私が中の人で、部下がいて、人事で、とかってなると、こんなに純粋に面白がれないだろうなとも思うので、わたしにとって今の働き方が一番合っているんだろうなあ。

中の人には相談したくない、かといって誰に聞いてもらえるかわからない、そんなあなたの話、聞いて整理して、必要なら次の一歩をいっしょに踏み出せるような、そんな仕事をしています。よければご相談くださいね。


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