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娘夫婦の産休観察「イマココを一緒に生きる」ってマジダイジで効率良。
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最初にお断りしておく。
n=1の話から相当の想像力で勝手に書いていく予定であること、そして、「ここからもちろんどうなるかわかんないに決まってる」こと、誰かを責める意図はないこと、もし読んでいてあなたが何らかの理由で辛くなったら、読まなくていいこと。
…エクスキューズだらけですまん(汗)。
さて、結論は
「いまここで同時に見る・聞く・感じることをそのまま共有するのが一番早くて確かで、そこから生まれる関係性は最強だよ」です。
さて、結論めいたものはもう書いたので、ここからダラダラ書きます笑。
今日の話の元になるのは「娘夫婦の産休観察からの気づき」なので、しばし個人的な話にお付き合いのほど。
娘夫婦に子どもが生まれた。当初から里帰り出産ではなく最初から夫婦で子育てをやっていくことは当然のこととして決まっていた。夫くんも3か月育休を取って準備万端ね。
2人が産後のイメージをどう構築していたのかは知らないけれど、妊娠中に大幅に家事(特に料理)が夫くんの担当になり、臨月のころには「自分が子育ても家事もやる!寝なくても平気!」みたいな謎の宣言もしていた(無謀・笑)。
ちなみに夫婦ともに仕事はかなりしっかりやっているタイプね、念のため。
私はとりあえず心の中では腕まくりして身構えてはいたものの、別に近所に住んでいるわけでもない私がリードすることでもないし、どういう関わりがいいのかよくわからなかった。なので臨月の娘に「何してほしい?」と聞いてみた。すると「うーん…ご飯、かな」とのリクエスト。ようは、産後は2人でとにかく子育てに向き合う。互いの睡眠の確保はダイジで、部屋がちらかっても死なないけど、ご飯はちゃんと食べないと死ぬ。おいしいご飯が食べられたら多分元気が出る。娘は料理スキルはちゃんとあるが産後では動けない(動くべきじゃない)し、夫くんの料理スキルは初心者レベルなので、産後に柔軟に対応するのはむずかしいと。ってことで出張作り置き担当を拝命、めざせタサン志麻(絶対違う笑)。
そんな作り置きを作りに通う日々で期せずして夫婦の子育てっぷりをずっと観察することになった。「聞かれないことは言わない」を心して行ったので(←新しい育児のあれこれに口出し無用笑)、必要なときはだっこもしたが、ほんとに料理以外はただただ観察&たまに娘にヒアリング(もはやフィールドワーク笑)する、結構楽しい日々を飛び飛びだけど4週間くらいやってきた。
そうやって見ていると夫くんは子育てをよく手伝うお父さん、っていうのとはレベルが違った。
親、だ。まぎれもなく、産んだかどうか関係なくて「自分が関わらないとこの生き物は死んでしまう」と自覚している「親」。
夜中の寝ぐずりに対応してだっこしてふらついていても「かわいいねえ」と言い続けている「親」。
まるで大事な試合真っただ中のバスケ選手のよう。
常に注意を払い、何かが起きたら(起きそうになったら)考える前に足が動く、そういう感じ。
産院に見舞いに行った時からもうすでにそうなっていた。
おむつを替えるのも、ミルクを飲ませるのも、だっこも全部、エースで4番の意気込みだったよね笑。
そうなると新米親2人のあり方は自然に、まったく対等なイマココのコミュニケーションになる。よくある「情報をたくさん持っている方(多くは母)」がない方に伝えて「知らしめる」「共有してわかってもらう」ではない。「イマココにある課題」と「今目の前の幸せ」を常に共有している感じ。もちろん片方が寝ていたりして同時じゃないことはたくさん起きているけれど、土台に「どっちが主担当」がないから、行きかう情報の量が一方通行にもならない。「ミルクそろそろ〇〇ccにするか」「これすると機嫌がいいよね」という何気ないことから、「なんで寝ないんだろう…」「湿疹が心配」みたいなぼやきや不安の共有まで、これは楽だし、ずれがないなあと。
でもってこのやり方でいるからなのか、もともとそういう2人がそういうタイプなのか、とにかく「ありがとう」「ごめんね」が多い。「あ、やってくれたんだ、ありがとう」とか「~忘れてた。ごめんね」って飛び交っている。お互いに。「なんで~くれないの?」「自分の方が~~してるのに」が全然ない。もちろん行き違いも互いの違和感も起きたりするらしい。ただ、土台にある信頼関係が分厚いから、そこもその場で互いにすぐ言う。そうすると「腐らない」から話がシンプルになってこじれない。
産後のスタートにこれをしておけると強い。
そもそもどっちかじゃないとできないことがない。
どっちがやるべき、とかにもなってない。
もちろんこの先もいろんな変化や想定外はいくらでも起こるだろうから、ここからまだまだたくさんのことを「2人で作って」いくのだろう。そのベースが出来るのが、初めての子どもを迎え入れたこのタイミング、産前からの共同作業、当事者意識の醸成と、子育てスキルを同時習得…っていうこれはこの先きっと「令和スタイル」になっていくんだろうなと思う。パパの育休はそういう意味でもすごくダイジ。(ちなみに、娘のところに訪問に来た保健師さんによると、こういうパパさんは増えているんだって♪安心だね。)
それを知らない世代の上司や親たちが「お母さんだから」みたいに余計なことを言わない、っていうのもほんとダイジだよね。
最後に、
私の育ち方(=初職の影響)で言うとこういうの「圧倒的当事者意識」っていうんだけど、つまりは「自分ごと感」が醸成されるってことこじゃないかと。で、それが出来ると理解が早いし、現場で一人一人が自分で考えて行動できちゃうので、上司が全部指示出してその通りに動くチームよりも生産性も上がっていくと思うんだよなあ。
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