とらつば投稿9月②
9/9
【やだやだやだ笑】
秋の気配が漂って(暑いけど秋来てる感あるよね)、虎に翼も終息に向かってる感が凄くて、今週のこの時の流れってばなに?今ええ、今私、7歳だよ(聞いてない笑)。
まだ終わらないでほしい…と叫んでも、終わるのだ。容赦ない笑
今日の個人的ツボは「よねさんが酒を寅子に手渡したとこ」だけど、時代はめっちゃ進んで、つまりは「世代交代」の気配。もう戦後じゃなくなってる。少年法は厳罰化しそうな雰囲気だし、学生運動は盛んだ。若い人のエネルギーは良くも悪くも表に出ていた。なんだろう、人口比率の違いなのか、なんだかパワーがあったのか。うっかり今の世の中、今の学生、若者と比較してみたくなる。
犯罪率で言うと戦後ずっと減っている。若い人の犯罪はがくんと減っているというデータを見たことがある。でもなぜか「最近怖い世の中で」と世間は言うし、ますます厳罰化を求める風潮にもなっている。それってどういうことなんだろうなあ
そんなことをもやもや思いながら、のどかちゃんの叫びに既視感がめっちゃあるなと思い出したりしたよね
ネタ出しな月曜日。
もっともっと続けてほしいなあ、と無駄な抵抗(笑)
9/10
【未来を信じるのか、今の帳尻合わせるのか、原理原則を決めることの難しさ】
いきなり難しくなった虎に翼。
少なくとも女性視聴者にとっては「いいぞー!」って言えた時間が長かった時代を終えて、今週からはぐいっと答えの見えない(令和の今でも)世界に向き合うことになっている。個人的にはこの「ずっとぐるぐる考えてしまう感じ」が好きなので好き。
家裁の寅子の少年たちとの向き合い方には学びが多い。
一方で「ともこさんの影響で理想主義的になった」と息子を語る航一さんのいわんとすることもわかる。
反町元弁護士(今は政治家秘書)が言う「1歳の違いであまりに不平等」という話も、その対象者の親からすればわからなくはない。
家裁は愛の裁判所だと多岐川が唱え続けていた。
それは「少年の未来を信じて、罪を犯した背景に目を向け更生をめざす」という成り立ちであるということ。寅子はそこにまさに真摯に取り組んできた。
一方、20歳になれば大人として「今の罪に応じた罰を与える」というルールになる。
法律家ではない自分たちは、どこの何を見てどんな感情を抱いているか、によって、この問題をどうとらえるのかが変わってしまう。でも法律はそういうわけにはいかない。原理原則をどこに置くのか、決めていく必要があり、それを最終的に決めるのが桂場さんのポジションの仕事…ああ、ほんとに司法の独立が絶対に必要なんだとよくわかる。沁みる。
ところで尊属殺人の女性、吐きそうなひどい父親からの性的虐待の話を聞くと、数年前に14年(?)虐待を受け続けた女性の事件を思い出す。苦しい。尊属殺人の要件はなくなっているが、まだここには寅ちゃんの時代からの宿題が残っている。
ラスト2週間ちょいなのに、重いよ…けど好きだよ…苦しいよ…ついていくよ…(頭がおかしい・笑)
9/11
【もう大丈夫、なんてないよなあ】
今日は何?どこフォーカスして語る?笑
今日も話題は広がりまくり。いつたたんでくれますか?っていう朝ドラ終末期(笑)
・人事局の無礼発言に集まる女性法曹の決起の会
・星家のだんらんはいい感じ、からのWエプロンかわいいけど娘の結婚には狼狽する父
・桂場さん政治圧力に断固抗議「司法の独立」つらぬく?
・学生たちにやられっぱなしの地裁
・みいこさんと山田轟事務所、まだまだこれから
・ゆみちゃんぎゅるぎゅるは、何を示唆?
よくもまあこんなに詰め込めるよね。どうなってんの?製作者の人たちの頭の中笑。なのに見ている私の中では自然につながっている。忙しいなあ、とか、わけわかんないって思わない。
それってどこから来るのか。ああ、伝えようとしていることが(場面はバラバラでも)根っこのところが共通しているってことか、なんて思う。
私は頭でっかちなとこがあるので「決めたじゃないか」と言いたくなることがよくある。朋一のように「矛盾してるー!」ってカッカしたこともよくある(笑・兄妹仲良しでいいな)
でも現実にはそうなっていないことが多い。
「いや、そうはいうものの」
「あのときはそういったけど」
そうやってひっくり返されたことが山のようにあると(勝手に)思っている。身近なことでも社会のことでもね。
ドラマで言えば星家だんらんの時に寅子が言った「急激な変化を人は嫌う。だから言い続けていく必要がある」というような言葉があるけど、本当にそうなんだと思う。
過去の自分の主張のぶつけ方が違ったなあ、と思うことだって大いにある(汗)。
言ったのに、決めたのに、決まっているのに(憲法とか)、
法の下の平等も個人の尊厳も、なんどでも解釈してひっくり返されたりしそうになる。
特に力を持っている側にとって、自分たちの普通を覆されたり、じゃないほうに歩み寄ることが、何かを奪われるように感じて「その歩み寄りをなんとかしなくてすむように」後付けの理屈がどんどん出てくるよね。お仲間ルールで。
そういうときにも、
「もういい。知らない。」
そうやってコミュニケーションをあきらめないこと。
断固として抗議をする、意見書を出す、そんなことをやり続けること。難しいなあとふりかえる。
それにしても思えば、一番激しく「はて?」って言ってた寅子が、星家で一番冷静に会話を回しているのは不思議だねえ(権力を掌握したか・笑)。粘ってコミュニケーション続けてきて、いい「家族のようなもの」になったんだなあと感慨ひとしおだわ。
9/12
【はるさんが乗り移ってる寅子w】
どの地獄を選ぶのか、
そこでの苦労を引き受ける覚悟はあるのか。
優未ちゃんに昔はるさんに言われたのと同じ主旨の言葉をかけたね。あ、どの地獄を選ぶのかはよねさん風味でもあるな。
そう言われて「ある」って答えた若き寅ちゃん、でも実際はどうだったかっていうと、穂高先生の言葉にとどめ指されて折れたあの日。よねさんに「二度とこっちに来るな」と言われたあの日。本当の地獄がなんなのか、わかったのはうんと先だったなあ。
けど、折れてもまた立ち上がれたらいい、そしたら失った信頼だって取り戻せる、そんなこともずーっとやってきた。それを経ていても「う…」って心配な言葉を飲み込む寅ちゃん、うん、わかるよ!親だもんな。
同志よ!!って肩叩きたい。
自分で選ぶことが大事なんだ。自分で決めることが大事なんだ。
いくら心配だからって、道にある石ころを拾ってあげるのが親の仕事じゃないんだ。
…わたしがずっと言っていることですが(手前みそ)それでも、揺れないわけじゃない。親だから。いやあ、自分の想定を超えていく我が子って、ほんと「親の胆力」試してくるよね…
そこに、あの愛くるしい親バカ航一くんが素直にああやってくれると、私が寅子なら「あ、そうだった。やっぱダメだわ」って思い起こせるので、航一くんダイジ(笑)
ゆみちゃんも、のどかちゃんも、苦労しそうだけど(その苦労がなんなのか本人はろくに見えてないけど)、地獄を乗り越えてきた身近な大人がそこにいるからね、まあ頑張れ(笑)
さてさて、ドラマは桂場さんの焦り?政治の逆襲?そしてタッキーがいよいよ…。
9/13
今日の虎に翼は…
いろいろよかった&いろいろ厳しい。はて?
…と考えながら見ていたのだが、最後の来週の予告に全部持っていかれて考察できません(笑)
来たね、来たね、来たね…
ラスボス美佐江(なのか?)キターーー!
(Xで美佐江の中の人のポスト見て震えてる…)
※考察できません(笑)←大事なことなので繰り返します