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会社というシステムの限界

今日もVoicyを聴いたまとめと、感想を書いていく。会社というシステムがどうやら限界を迎えているのでは?という話。その理由は、

1.意思決定のスピード

組織が大きくなるほど意思決定のスピードは遅くなる。現代においてその遅さは致命的となる。

今や個人が簡単に情報を発信できる。しかもその発信が組織の影響を上回るようになってきている。ホリエモンチャンネルのカルロスゴーンへのインタビューなんて正にそうだ。

あれを大手メディアがやろうとすれば、様々な承認を得るステップに鬼のような時間がかかり、全ての承認を取り終えた時にはホットな話題ではなくなっている。ホリエモンが個人で動けるからあれだけスピーディに行動できて、大きな反響を得られる。

今後このような現象は加速していくはず。組織の意思決定のスピードは限界にきている。

2.終身雇用

50歳よりも20歳の社員の方が生産力がある。にも関わらず給料の高い50歳を抱えているのは合理的ではない。あのトヨタ自動車が「終身雇用を守るのも限界に来ている」と言い出したらしい。

恐らく多くの会社が、非合理的な終身雇用に限界を感じているはずだ。故に45歳リストラ時代などと言われている。

僕の会社ではどうか

僕自身、自分の働いてる会社で、1.2共に強い実感がある。多くの社員が無駄だと感じる業務を慣例として平気でやっている。

僕は合理的に仕事をしたい(1秒でも早く帰りたい)タイプなので、積極的に「この業務必要ですか?無駄じゃないすか?こうした方が良くないですか?」と、生意気な顔して言う。

生意気な顔だからなのか、返ってくる答えは「お前の言う事はわかる。そういう時代なのかも知れん。しかし現在はこういうルールだから従ってくれ」である。

その一方で、「業務改善の意識を持って残業を減らそう」などと言う。そんなんだから的外れな設備投資もしている。めちゃめちゃ非合理的だ。本当に潰れるんじゃないかと不安になる。

そして給料も「会社に居た時間」に対して払われる割合が大きい。出した結果は評価こそされるが、残業をした方が給料が高くなるのだ。生産性=給料ではない。これでは作業効率の良い人間ほど給料が低くなる。モチベーションが上がるわけない。

とまあグチ全開ではあるが、そんな環境だからこそ、会社に依存しない生き方にチャレンジできてる今がある。感謝。

一方、オンラインサロン西野では

西野亮廣エンタメ研究所では、サロンメンバーがプロジェクト毎に集合/解散を繰り返し進めていくらしい。1,000円/月を払って参加しているため、取り組む意識は超高い。窓際族なんていない。

当然プロジェクトの成果には給料的なものが支払われるので、1,000円/月を支払って50万円/月を得るメンバーもいる。
#なんてサロンだ

意識の高い集団は「こうすれば良くね?」的な意見もガンガン出るだろう。思想も似てるので効率は驚くほど高いはず。それでいて笑顔で仕事してるとか。
#なんてサロンだ

えんとつ町のプペルのPV作成もオンラインサロンメンバーに発注したらしい。クラウドファンディングで集めたお金でオンラインサロンメンバーに発注し、メンバーの生活が成り立ってる。サロン内で経済活動が行われている。そこはもう会社というより街だ。

僕もオンラインサロンメンバーでありながら、いくつものクラウドファンディングに参加した。しかし仕事の受注はない。
#なんてサロンだ

オンラインサロンと会社はイコールではないが、どっちのあり方がこれからの時代に合ってるかは明白。どちらにせよ、良くも悪くも惰性で生き抜けるほど楽な時代じゃなくなった。

より実力勝負の時代になるんだね。41歳になろうとするおっさんも、まだまだ頑張らんといかん!

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