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【#2越後姫日記】受粉作業難航により選手交代!

12月3日㈮ 晴れ 気温最高13度、最低1度

今日は気持ちのいい晴天!
今週頭にメンバー交代したミツバチの様子を見に、ハウスへ足を運んできました。

前回までのおさらい

11月20日、受精の為のミツバチ18000匹を設置。しかし、そこから数日曇り、雨、あられ、みぞれと荒天で日差しが届かず、さらには気温は10度前後の日が続きました。その為、ミツバチは寒さのあまり箱にこもってしまい、受粉作業が進むまず、人海戦術でまずは受粉作業を行うこととなったのでした。

前回記事はこちらから『【#1越後姫日記】それいけ!ミツバチ』

蜂屋さん助けて~~~!

数日様子を見るも、状況に変化なし。これではあかん!
ということで、「橋元養蜂園」の橋元さんにSOSの連絡。
すぐにミツバチの様子を見に、駆けつけてくれました。
到着してから、一定時間巣箱の上蓋を開けてハチが病気にかかっていないか、餌の減り具合、残っているハチの数をチェック。

「ここまで飛べてないと、今のミツバチでは厳しい」

ハウス内の様子を見て、橋元さんはこう思ったそうです。

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上蓋を開けるのは、巣箱の中を確認するだけではなく、こんな理由もありました。

「蓋を外して、蜂が飛び立ちやすくします。ミツバチをハウス内に放して、まず大切なのが花の場所を覚えてもらうこと。外に花があると分かると、ハチは学習能力があるので、仲間と共有します。そうすると、巣箱から外へ蜜を採取しに飛び立つようになるんです」

ミツバチって賢い!
更に、個体によって性格の違い、ハウスとの相性もあるというから一筋縄ではいきません。

ミツバチを入れるタイミングも花の数や気候などをみて見計らいます。
11月上旬の新発田市は比較的晴れ間があったので、そのころに蜂を導入したほかの苺農家さんのハウスではミツバチがしっかり飛んでいるので、なんとかハウス内の温度が上がって太陽が出れば新発田ファームの受粉作業も軌道にのるのですが・・・。

結局、巣箱の中にある餌を減らして腹ペコ状態のミツバチと入れ替えることに決定しました。

そして振出しに戻るも以前より好調!

ミツバチ第2弾の18,000匹が再びやってきました。
入れ替えてからここ何日かは、寒さが少し和らぎ、晴れる日も。
今日ハウスを見に行ったら、それなりに飛び立っていてホッとしました。
元気に花の上をくるくる回っております。

いいぞいいぞ!

橋元さん曰く、ミツバチの寿命は2か月ほど。この間に、巣箱の中で新しく生まれるハチもいるので、劇的に数が減ることはないようですが、3か月も経てば女王蜂以外の全てのハチが入れ替わるんだとか!

私たちの越後姫の為に、ありがとう( ;∀;)

そんな気持ちでいっぱいになりました。
大切なハチのお世話についてや、ハウス内の環境についてレクチャーを受けます。

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ハウス内の温度や湿度などの管理はどうしているのかというと、こんなハイテクなシステムを導入していました。

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気温、湿度だけではなくてCO2濃度、日射量まで一目でわかるハイテクぶり。
こんなに管理しなくちゃいけないことがあるんだね( ^ω^)・・・。
昔の農家さんは感覚ですべてやっていたんだろうか。
と一瞬、アナログ時代へ想いを馳せてしまいました。
うん、職人の世界だわね!

肝心の苺はというと・・・

実になってきた

い、いちごだ~~~!
もうこんなに立派になって・・・。感涙
もっと膨らんでいる実もあり、驚いています。

引き続き受粉作業を行い、脇芽採りを行っていきます。
いよいよ収穫に向けてのラストスパートが近づいてきました。

次回のご報告もお楽しみに~!

橋元さん ありがとう!


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