#224 未萌

愚者は成事に闇く、智者は未萌に見る

『戦国策』

「成事に闇い」とは、ものごとが形になって現われてきても、まだそれに気づかないということだ。

「智者」とは「未萌」に見ることのできる人だという。ものごとが形になって現われてくるまえの段階。

「未萌」の段階に、あらかじめ動きを察知して、適切な対策を講じられる人、それが「智者」なのだ。

見えないものを見る目が大事。
心の目を鍛える日々にしたい。