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#820 考える場面

考えることは、スポーツにおいても人生においても、万能薬としてよく持ち上げられる。仕事上の決断に迷っているときは、もう少しよく考えてみようと言われるだろう。ペナルティーキックがうまくできず悩んでいるときは、どのようにボールを蹴るかを分析するように言われる。もちろん、正しい場面では、考えることは役に立つ。ただ問題なのは、パフォーマンスをする本番の環境では、思考は命取りになりかねないことだ。もっとよく考えるのではなく、考えないようにすることが必要な場合もある。

勝者の科学一流になる人とチームの法則

よく考えろ。
スポーツの現場でよく使われる言葉だ。

思考が停止している人間に
勝利は掴めない。
これは事実だ。

問題はいつ、何を考えるかだ。

試合中にあれこれ考え出すと、
恐怖と緊張で動けなくなる。

試合中に考えることは、
戦い方と自分のチェクポイントだ。

試合中に技術的なことを考え出すと
勝負にはならない。

技術的なことは練習で考える。
そして、無意識レベルで
できるようになるまで反復する。

試合中は練習を信じて、
技術的なことは考えすぎないことだ。

考える内容と場面を
明確にしないと結果は出ない。

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