見出し画像

#886 優秀さの証明

優秀さの証明モードに入っている人は、自覚がなく、もちろん悪気もない人がほとんどです。「相手が楽しめるように知らないことを教えてあげている」「相手の仕事がもっと早く進むように、いいやり方を教えてあげている」と、常に「(自分のためではなく)相手のため」と考えているのです。しかし、その奥にある自分の承認欲求……「もっと認められたい!」が知らず知らずのうちに漏れ出して、相手に伝わってしまうのです。

不安が覚悟に変わる心を鍛える技術

相手のためと思い教えたことが、
実は自分の承認欲求を満たしたいだけ。

自分の欲を満たすために
教えているのだとしたら、
少し恥ずかしい気持ちになる。

しかも、それが自分ではわからず、
相手には気づかれいる。

教えることが悪いわけではない。
なぜ教えたいのか?
そこが重要である。

心から助けたいと思うならよいが、
優秀さを証明しようとしているなら危険だ。

自分の行為がどこから来ているのかを
じっくりと見つめることも必要であろう。

いいなと思ったら応援しよう!