#894 自分を生かす

人間は、自らの意思とは無関係にこの世に生を享けます。性別、容姿、才能など、すべては「宿命」であり、それを受け入れるしかない。それが「耐える」ということです。その中で人生を切り拓いていきます。人生は選択の連続です。それは、まさに自らの命を運ぶ「運命」であり、それに「戯れる」くらいがちょうどいい、とこの言葉は教えてくれます。そして、人として生まれた以上、次世代のためになるような何かを成し遂げる。つまり「使命を生きる」という意味です。このように、「自分」と「今」の時代を受け入れて、「今」と「自分」を活かしきる。それができる人を私は「自分を活かす天才」と呼んでいます。

不安が覚悟に変わる心を鍛える技術

以下はスヌーピーの名言である。
「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどうゆう意味であれ」

ルーシー「Sometimes I wonder you can stand being just a dog ….」
(時々、わたしはどうしてあなたが犬なんかでいられるのか不思議に思うわ。)
スヌーピー「You play with the cards you’re dealt …whatever that means. 」
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。)

なぜこんな容姿なんだ。
私の人生こんなはずじゃない。
誰しもが一度は思うことだ。

しかし、これでは人生本気になれていない。

与えられたカードで勝負するしかない。
変えられないものを嘆いても、
何も始まらないし、誰も同情してくれない。

弱ければ弱いなりに考える。
欠点があるなら、欠かせない点にしてしまう。

自分の宿命を受け入れ、
与えられた役割のために自分の命を使う。
これが使命だ。

何に命の時間を使おうか。