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#856 何で憶えられたいか?

ノーベルが最も心を痛めたのは、自分が死んだものと思われたことではなく、その死亡記事の見出しの言葉だった。伝えられているところによると、そこにはこう記されていたという──「死の商人、死す」。

THE POWER OF REGRET

アルフレッド・ノーベルは
自分が死亡したと書かれている
新聞を見た(死去したのは兄のルドヴィグだった)。

自分はこのように世間から
見られているのかと思ったのだろう。

「何によって憶えられたいか?」
ドラッカーの『非営利組織の経営』に
出てくる言葉だ。

人生のゴールに立ち、
自分に問いかける。
何で憶えられたいか?

この問に答えられなければ、
人生は寂しいものになってしまう。

ノーベルも
自分の憶えられ方を変えた人物だ。
ノーベル賞はまさに生き方だ。

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