#68 自分の心が決める
天才コピーライターひすいこたろう
「名言セラピー」からの引用です。
幕末の革命児、高杉晋作は列強諸国が次々にアジアを植民地にしていくなかで、「このままでは日本はつぶれるぞ!日本を変えたい!」と思っていた。
でも、当時、日本を変えようとする人間は命を狙われた。
だから、みんなそんな危険なことには乗り出したくない。
でも、「なんでみんな動かないんだ?」と晋作は嘆かなかった。
「僕は一人でもやる」高杉晋作は覚悟が決まっていたからです。
高杉晋作は、ある時期に自分にこう誓ったのです。
「僕は金輪際、二度と『困った』という言葉を吐かない」
弱音を吐かないということは、環境のせいにしないということです。
弱音を吐かないということは、人のせいにしないということです。
弱音を吐かないということは、覚悟が決まっているということです。
人のせいにしない人に失敗はない。
元治元年(1865年)12月15日
「僕は一人でもやる。この想いに共鳴してくれたなら、12月15日、功山寺に集まってくれ」と晋作は仲間たちに告げてまわっていた。
晋作の思いに心をうたれて時代を変えるために命を投げ出そうとこの日、84名が功山寺に集まった。
でも敵の軍隊は、2000名です。
84人VS2000人
これでは晋作たちに勝ち目はない……
しかし、
「これより長州男児の腕前をお見せする」
こう晋作は宣言し、84人で敵2000人との戦いに挑んだ。
勝ったのは高杉晋作でした。
高杉晋作の辞世の句
「面白きこともなき世をおもしろく 住みなすものは心 なりけり」
自分の心の持ち方次第で、この世は面白くなるのではないか?
You must be the change you want to see in the world.
あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい。マハトマ・ガンディー
「一人でもやる。」
この覚悟が動かないものをも動かす。
すべては自分の心が決めている。