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<一人旅・徒歩>青ヶ島 2024.10.4~6(2日目)

1日目はこちらからどうぞ。

元々割と歩く方なのですが、いつも痛くなるのはふくらはぎ。でも、あれ?今朝は太腿も痛いぞ…ということで、7時半に朝ごはんを頂いてから、今日は無理をしないと心に決めて、神子ノ浦展望広場に向かうことにします。

ご飯のお供が沢山あるのでご飯が進みすぎる

神子ノ浦展望広場

こちらは「The・青ヶ島」ではなく海を楽しめる展望広場。覗き込むと砂浜がなく、断崖絶壁からの海というのが分かります。

The展望台という雰囲気
断崖絶壁と海!空とのコントラストが素敵

尾山展望公園

大凸部よりもゆるやかとの前評判なので、行ってみることに。確かに舗装された道だけで到着できますが、坂道の角度は大凸部に負けずとも劣らずなかなかのしんどさ。
青ヶ島小学校・中学校を抜けてずんずん上っていきます。

青ヶ島小中学校
見た目の倍くらい急勾配です
ようやく看板が見えてきた
見た目の倍くらい…(以下略)
眼下に村が広がります。あ、ヘリコプターだ。
左手には簡易水道
更に坂道を上っていきます
更にどんどん上っていきます
展望公園に到着!
舗装されてるけどなかなかの勾配でした…
大凸部とは異なる角度で
丸山が見えます(広角カメラ)
少し上に上がると全景が見え感動

村の中心地も見えるのでなんとなく青ヶ島としての全景を見ることが出来るのが、ここ尾山展望公園の魅力だと思います。

遠く村の中心地が見えます
上ってきたなぁ

更に良い景色を求めてどんどん上っていくと、なんと辿り着く予定ではなかった「東台所神社」に。

東台所神社

「失恋の腹いせに島民7人を殺傷し、入水自殺をした朝の助の霊を鎮めるために建立された、いわば祟り神を祀る神社」…というなかなかなスポット。縁結びの神様、ということでここまでの晴天と、様々な出会いの縁を結んでくださった御礼を伝えました。

あおがしま屋(昼食)

お昼は12時からなので、それを目指してあおがしま屋さんに戻ります。今日のお昼ご飯はセルフサービス(ご飯もあんかけも好きなだけよそえる)で中華丼!
朝から頭痛が抜けず、あまり食欲もないので少な目で。

具沢山が嬉しい

「あまり歩かず行けるところはありますか?」と訊くと、図書館とあおちゅうの工場を教えて頂きました。図書館は土曜日で残念ながらお休み。あおちゅうの工場にお電話したところ、なんと見学を受け入れてくださったので、無理せず午後はお宿でのんびりすることに。

テレビでは村内放送でヘリポート、くろしお丸の船着場、漁船用の船着場が見えます。ぼーっと見るともなしにつけていたら、突然、漁船用の船着場(左下)の画面が縦に揺れ始め、一体何だと思ったら船が持ち上がってる!どうもクレーンが動き始めるのカメラも振動で揺れる模様。

漁船が手前の橋を越えているのが見える

村内放送でこの光景が見られたのは感動でした。

「青ヶ島酒造合資会社」でのあおちゅう試飲

18時から「青ヶ島酒造合資会社」であおちゅうの試飲ができるとのことで、あおがしま屋で出会った女子2名(以後あおちゅう女子と表記)と出かけます。
http://ao-chu.com/

これがもう最高!青ヶ島に行かれる方でお酒が好きな方は絶対に行ってください。日本古来の焼酎の製法が日本で唯一残っているのがここ、青ヶ島。
収量が通常の焼酎製法の6割程度しかなく、また蔵付麹&蔵付酵母を使う関係で二度と同じお酒が造れず、更に敢えてしっかり濾過をかけておらず、出荷後も瓶内発酵も進むので、どんどん味わいが変わっていく焼酎です。
ラベルは同じなのですが、杜氏さんによって驚くほど味が違います。

表のラベルが一緒なので知らずに買うと
絶対に見逃します
杜氏さんが違うと別のお酒かのごとく
味わいも香りも違って面白い
これだけ揃うのはたぶんここだけ
あおちゅうの製法と魅力を熱く分かりやすく
教えてくださいました

酔いで更に口は滑らかに軽やかに。あおちゅう女子たちと盛り上がりながら暗い道をスマホライトで照らしながらあおがしま屋さんに帰ります。空には星空。ご飯食べ終わったらみんなでジョウマン行こうか、なんて話しながら、カフェまでの上り坂を上って行きます。

夕食(あおがしま屋)

あおちゅう女子お2人と引き続き楽しい女子トークしながらの夜ご飯。ピラフにたっぷりのおかず。今日はお刺身も!嬉しい!地味にあら汁が美味しい。

おかずたっぷり!

楽しいおしゃべりと共にお外に出ると星空は雲隠れ。明朝、朝日の大凸部チャレンジすべく早めに寝ることにしました。おやすみなさい。

3日目(最終日)はこちらからどうぞ。

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