家ってなんだろう?「三鷹天命反転住宅」にて
家ってなんだろう?
安心できる場所
帰るところ
私の居場所
家族がいるところ
住むところ→人が主ってことか?
遊ぶところ
寝るところ
・・・
Facebookで流れてきた写真が気になって
公園の遊具みたいな
赤、青、緑、黄色とカラフルなパイプが
組み合わさったような家を見学できるというので
「三鷹天命反転住宅 イン メモリー オブ ヘレン・ケラー」に行ってきました。
この家を作った荒川さんとギンズさんは、
「人が中心の家」
「身体を使ってポジティブに生きる」
そんな家を作りたかったそうで、
みんなで同じ方向に歩いてみてください、
床はどんな感じがしましたか?
この家は何色使われていると思いますか?
学芸員の二人がこの家にこめられている
お二人の想いをクイズ形式で教えてくれる。
やっぱり、
見てるだけじゃわからない。
行ってみて触れて感じた
この家は、
自分の体を感じる家。
色が多すぎてつかれるのではと思ったけど
どんどん馴染み
だんだん体と家が一体化するような
家に自分が合わせているような
音や色や触れるものに
感覚が刺激され、
研ぎ澄まされる感じ
90分の見学後、
一晩経っても
足の裏がジンジンしていて
あの家で過ごした感覚が残ってる
合理性を求めた人間に
自分の感覚を思い出させる
動物的感覚を解放する
そんな家作りをしたかったのかな?
「天命反転」=「人は死ななくなる」
生命の無限の力を体感できるってこと?!
生後7ヶ月の赤ちゃんが
キョロキョロ キョロキョロ
部屋の中を目を見開いて見ていた
この家で子供はどう育つのか?
人として生まれた時の感性が死ななくなるのか?
3年前、
20年間住んでいた家を出た。
その時
家は、私がいるところ
私がいるところが家だから
いつでも帰っておいで
と子供達に伝えた。
家は帰る場所、
子供達には帰る場所が必要だと
思っていたのね〜
それもそうなんだけど
家は、私らしくいれるところ
その時々で
家が変わることを楽しめばいい
と思っている自分に気づく。
家への思いが変わったら
心が軽くなり
人との出会いが増えた
一度自分が家に対して
どんな想いを持っているのか
問いかけてみるのもいいかもしれない。
天命反転住宅は
空き部屋が出れば住むこともできるし
ショートステイすることもできる。
床がセメントなので、
冬は底冷えがして冷えるそうだが
この家に住むのは面白そう。
機会あれば住んでみたい
と書いてたら、
と言いつつ
「やっぱり、自然の中で暮らしたいな〜」と浮かんでくる
夜空を見上げながら
風を感じて
草はらで、浜辺で寝る生活がいい!
これって、寒い場所には住めないってことか?
ホームレスの生活か?
やっぱり仙人か?!
深夜、流れ星をみに公園に行って
くさはらに寝転がったら
気持ちよさと怖い気持ちが半々で
身体中が耳になり、
そのまま寝ることはできず家に帰ったけどね。
地球が私の家、
地球って家を楽しむってことで
つづく
◎三鷹天命反転住宅 イン メモリー オブ ヘレン・ケラー
◎岐阜に「養老天命反転地」という県営の公園が、
岡山の「奈義町現代美術館(通称NagiMOCA)」に
荒川さんとギンズさんのオモイを体感できる場所があるそうです。
おまけ
◎「天命反転住宅」の11月の見学会(残席わずか)
◎「やきとり ひげ」は「天命反転住宅」から徒歩5分
◎「国立天文台」は「天命反転住宅」から徒歩10分
◎「4D2Uドームシアター」は工事中で2024年10月5日から再開
◎荒川さんの映画「死なない子供、荒川修作」
◎9/1『縄文にハマる人々』3Dバージョン上映会