見出し画像

【イラン旅行記】テヘラン3日目&イスファハーン1日目

今日はバスで南下してイスファハーンに向かいます。バス乗車前に腹ごしらえ。「Nikousefat Ash」で朝ごはん。注文は人気のイランシチュー、アーシュレシュテー。

アーシュレシュテー

納豆のようなネバネバしたものに豆やほうれん草などの野菜がたっぷり。栄養価高そうです。早速一口...美味しい。優しくて、身体の芯から温まる至高のシチューです。フライドオニオンも効いてます。ナンも美味しい!いい朝ごはんです〜。ちなみにこの店は5:30〜22:30まで通し営業。有難いお店です。

店を出たら今度は両替に向かいます。イスファハーンにはいいレートの交換所が少ないとの情報を得たので、今のうちに両替しておきます。一昨日と同じFerdowsi Street。前回は夕方で殆どのお店が閉まっていた&次の日が休業(金曜日)で、やむ無く悪いレートでの交換を強いられ約2,000円損しました。今回は余裕を持ってリベンジ戦。各店舗のレートを見て回りながら、一番いいところで交換成立!約450円損。前回のが悔やまれます。

ちなみに両替後の金額を確認したら4,000,000リヤル(約1,000円)ほど足りていなくて、改めて貰い直しました。札束の量が多くて数えるのも面倒くさいですが、絶対に確認しましょう!

両替後お土産のサッカーイラン代表ユニフォームを購入し、11時半発のバスでイスファハーンに出発。片道6時間で約500円と流石に格安です。座席も3列シートで快適。Kindleで本を読んだり寝たりしてる間にイスファハーンに到着。

時刻は17時半。朝食以降何も食べていないのでまずは夕食へ。バスターミナルから地下鉄に乗り南に向かい、「Shahrzad Restaurant」という店へ。イスファハーンで最も評判のいい店です。駅を降りてすぐ看板が見えてきます。中に入ると超々豪華な内装。昔の王様の宮殿だと言われても納得してしまうであろう豪華絢爛ぶり。

Shandiz Restaurant店内

注文はイランの名物料理の一つ、クビデーケバブ&チェロー(ライス)。しばらくして料理が到着。イラン料理にしてはまともな量のライス、そしてクビデーケバブと初対面です。

まずはナンをちぎってケバブを挟んで一口...うんめぇ!練り込まれたマトンや玉ねぎなど具材のクオリティの高さを感じられながらも、肉肉しい旨みがガツンと来る。これぞケバブの王道にして最強といった味。なるほど、僕がムンバイでお気に入りのイスラム料理屋「Sarvi」で食べられるケバブなどの源流はここなのだな(ここも相当美味い!)。ナンもライスもどんどん進みます。

食後にはイラン名物の紅茶を注文。こちらは約100円とお手頃な値段です。カップや砂糖入れもいちいち美しい。まずはストレートで一口...いい!上品な味わいでまさにティータイムといった感じ。一人で飲んでるからあれですが、誰かと来て(出来れば女性)他愛もない会話などしながらこの紅茶飲めたらどれだけいい時間か!店の雰囲気も相まって、至高のティータイムとなるでしょう。一人でそんなこと考えながら飲んでいます(笑)。途中からは黄色の砂糖を投入し、ゆっくり頂きました。

店を出たら、ちょうど近くのスィー・オ・セ橋に向かいます。店前の通りも、橋近辺も、完全に市民の憩いの場で落ち着いた雰囲気。イスファハーン、ものすごくいい雰囲気の街です!橋も伝統的な煉瓦造りに暖色のライトアップが美しい。

スィー・オ・セ橋

橋を見終わり一旦ホテルにチェックインして荷物を置きます。余談ですが、めちゃくちゃ中国人が多い。そしてイスファハーンの中心であるイマーム広場へ向かいます。ここはサファヴィー朝時代に「世界の半分」とも言われるほど栄えたイスファハーンの象徴的な広場。広場に近づくと人が徐々に増えてきます。そして到着。

イマーム広場
イマーム広場
イマーム広場

凄い...もう言葉が出ません。建物やモスクなどは神秘的なまでに美しいのに、それでいて庶民的というか平和な空間。広場内は地元民で溢れていて、芝生にカーペットを敷きピクニックに興じている。一見でギュッと心掴まれました。今まで訪れた名所の中でもトップクラスに好き。広場を囲むように一周するショップも見どころ満載!ペルシャ絨毯や陶器などサファヴィー朝時代からの伝統種工芸品が並びます。

バザール
バザール

僕は物欲がほぼないのですが、ウィンドーショッピングだけでもめちゃくちゃ楽しい!こういった手工芸品が好きな人たちには堪りません!イマーム広場、マジでずっと居れます。

しかし明日も朝早くから動く予定なので、ほどほどにして退散。それでも1時間半近くは滞在していました。明日は朝から広場内のモスクたちを巡りたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?