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エリート抗がん剤専門薬剤師登場。プロポ―ズされたのかと思ったぐらいカッコよかったので抗がん剤することに決めた件。

あみは46才で乳がんのステージⅢの治療中です。
わたしは病院の先生たちをチームあみとこっそり呼んでいます。
チームAだね。あゆTシャツみたいなの作りたいぐらい。

そして、私は初めて抗がん剤専門薬剤師という職業を知ります。


薬剤師だけではなく、専門知識がいるとのことです。
後日、なり方を調べたらもうエリートですよ。
でもその時はそんなことしらない私は横柄にも色々また聞いてしまいました。

「はじめまして、あみさん Wです。あみさんをマンツーマンでみていくことになります。では薬の説明をしていきますね。
いまから使う薬は、30年前から使われているもので、効果が確約できているものになります。」小柄でせいかんな感じで30代後半ぐらいなW先生。

「え??いま2024ですよね。いまだに30年前の薬が最高なんてことあるんですか??W先生は自分がガンになってもこの薬使いますか??」
(30年前って逸見政孝さんより前じゃん、、、)

「、、、、、、(しばし無言のあと)あの、ではぶっちゃけますね。僕は前職は〇〇だったんですよ。でも奥さんが乳がんになって、ボロボロになってい行くのをみて、主治医におかしいだろってなんの反論もできなくて、くやしくてこの仕事に就いたんですよ。だから常に最新の論文を読みまくっていて、常に調べまくってて、それであみさんにすすめているわけなんです。断言できます。この薬が最強なんです。」(事情があって〇〇はブログにも書けない。ラインで聞いてくれ)

「ええっ????本当のエリートじゃないですか!!〇〇だったのにその職を捨てたんですか??もうディアファミリーを地でいってる。。。。えーーーそれでもこの薬なんですね。。。ってか、そんな優秀な方がなんでこんな田舎の公立病院に??(こんなとか失礼すぎるw)」


「自分のやりたい治療ができる病院をさがしたらここになったんです。ここの院長が乳がん専門なのでわたしの方針に理解があったんです。」


なってこった、、、、元超エリートが違うエリートになってまで調べまくって選んだ病院と薬を否定する意味なんてあるの??

「でも何が違うかというと、この薬の副作用を抑える薬がいまは最高に開発されているということです。だからもう死ぬほどボロボロにはなったりしません。僕はもうこの薬を研究しつくしているので、副作用が最小ですむ組み合わせをあみさんに合わせてお伝えすることができます。いまならあの時の嫁の主治医の胸ぐらをつかんでコレとコレを処方しろと詰め寄ってやりたいです。やっぱりあの時の処方はひどかったんです。」


「そうだったんですね。。。W先生の愛の深さに感動しかないです。。奥様がいまだご健在で何よりです。」

「あみさんの旦那さんも気持ちは同じだとおもいますよ。」
(、、、確かにw)

家に帰ってこのエピソードを話して、薬剤師さんまで最高になったよ!と言ったら「あーー、、、俺は薬剤師にはなれそうにもないよ。。ごめん」とガチ凹みをされて、、、もーそこじゃないんだよ。ってかもう最高な薬剤師さんがいるんだから二人目の薬剤師はいらないんだよ。と思いつつ慰めるのがめんどくさかったのは内緒w

そして
「あみさん、いいですか。あみさんはお子さんも小さい。目標は10年後も健康で生きているということです。それに間違いはないですよね。」

「はい。間違いないです」

「ぼくはそのために鬼のようなこともいいます。でも長生きしたら人生勝ちなんですよ。これはその目的のための薬です。ぼくが前職を捨ててまで調べつくしました。これ以外それが確実になる薬はありません。だから、僕を信じてついてきてください。」


もうYES!YES!YES!!


プロポ―ズされたのかと思いました。笑

「先生かっこいい!!もう信じてついていきます!」

っということで、私は医療の世界とW先生を信じて抗がん剤を始める決意をしたのでした。でなきゃやれん所業。。。。


そして、Youtubeの質問をまたW先生にもした件と、実際に抗がん剤してどうなったかは別記事に書きますね

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