状況を嘆くのをやめた話

最近は、諸事情あってキャッシュフローが思い通り回らず
すこぶる困っていたが、色々な人に助けられながら、
生き延びるられている。

ありがたい。

感情の浮き沈みも色々あったが、
捉え方を変える良いきっかけになり、
それからは冷静に対処できている。
人は困った時がチャンスなのだなと思うし、信念になりつつある。

そして、今回、
状況は一切関係ないということを、
プレッシャーの中もあって、自分の心と会話しながら気付いた。
それは簡単に書くと、下記のような会話だった。

今、自分の元にお客さんがコンサルティングをしてほしいと依頼をしてきたとする。

その依頼内容は、
・1年以内に月収を200万にすること
・ただ、現状キャッシュフローはややマイナス
・仕事もコスト回収のために複数掛け持ちしてて忙しくてビジネスに時間はとりにくい
・家庭の時間も同時に大事にしたい

こんな状況なのですが、
あなたのコンサルの結果全てうまくいったら、
同額の200万を毎月お支払いします。


という条件で依頼がきたら、どうするだろうか?


期限は自分で決めていいと言う。

そして、コンサルの方法も自由で好きにやってもらってよいと言っていて、あなたのアドバイスをなんでも聞くから、達成してほしいと言っている。

しかも、失敗しても、特に文句は言わないという。


こんな好条件の案件、断るだろうか?


引き受けようとして、
名前を聞くと、どこか聞き覚えのある名前。

というか、自分の名前をつぶやいているではないか。

驚いて、顔を覗き込んでみると、
そこに座っているのは、自分そのものではないか。

、、、

と。


第三者的に自分のことを捉えたのは今回初めてだったが、
色々な気付きがあった。

自分はコンサルの相談にきてるお客さんと一緒だということ。

そのお客さんの依頼は自分しか知らないし、
自分にしか叶えてあげられないということ。

決して有利とはいえない今の状況も、
織り込み済みで相談しに来ているということ。
そして、それを叶えたときの報酬はとても大きいということ。


これが、他人であれば、引き受けましょうとなるのかもしれないが、
自分のこととなると、状況を嘆いたり、気分感情に流されたり、やらない言い訳をして、行動に移さないことが多々あるなと思う。
そして、簡単な仕事の依頼を持ってくるお客さんの依頼は引き受けてきて、このお客さんが来た時は、依頼を断り続けてきたのだなと思う。

足繁く通っては、依頼をし続けているこのお客さんの依頼をいつ叶えてあげるのだろうか?

自分にとって小さな報酬の依頼を引き受け続けて、そこに成長はあるのだろうか?

誰の依頼を叶えたくて、この仕事をしているのだろうか?

そんなことを自問自答しながら、自分の中で答えが出た。


今回は、このお客さんの依頼をしっかり叶えてやることに決めた。

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